[18日目]夜の海辺に響くギター

2020.8.19
九州1周チャリ旅[[[ 18日目 ]]]🚴‍♂️💨
ふれあいの森円山公園キャンプ場→
宮崎県串間市「串間第三児童公園」(約30km)

昨日は夜中の1時くらいまで語っていた。
語るときもあれば、お互いに無言でぼーっとする。

こんな時間が居心地がよかった。

起きて支度をする。

炊事棟で、1人のおじちゃんと話をした。
キャンプ場の奥にテントを張ってる人だ。

どうやらその人も旅人で、
旅の途中で緊急事態宣言が出て
役場の人に移動しないように言われ、
このキャンプ場にもう4ヶ月ほど住んでいるとのことだった。

そんな人がなんと2人もいて、
隣同士でテントを張って暮らしているらしい。

「もうそろそろ出発しようと思うけど、
こんだけ暮らしていると逆に出発のタイミングが
わからない笑」と言っていた。

生活のことや、いろんな話を長くした。
知恵がすごく、思わず写真を撮らせてもらった。

いろんな工夫がされていて、
話を聞くのもおもしろかった。

別れを告げて出発。
この日はまず、自転車屋を目指す。
一度自転車を点検してほしかったからだ。

ケイさんとは別れたが、
ルートが同じだった為、
「再びどこかで落ち合えたら
また焚き火をしよう。」と話していた。

しばらく走り、自転車屋に着いた。
しかし、「田舎の自転車屋やから
ロードバイクのことは分からない。」と断られた。
最初は無愛想だったけど、
去り際には親切にされ、
どっちかわからない自転車屋だった。笑

そこからまた自転車を漕ぎ、

宮崎県に入る。
はじめての宮崎県だ。

高松海水浴場で少しのんびり休憩をする。
芝生が綺麗だった。

これはなんだろう。
と思いつつ。

ハーレム気分を味わってみる。笑
周りに誰もいないからできること。笑
ウエスト細っ！！笑

そして、そこを通りかかったケイさんと合流。

寝床を探しながら、スーパーへ向かう。

一緒に走るのは初めてで、新鮮だった。

寝床を公園に決め、
横の海辺で焚き火をすることにした。

時間が経つにつれて、
暗くなり、日が沈む。

きっとこんなに毎日夕陽を見る生活も
これから先あまりないだろう。

焚き火をする。

ウインナーを焼いたり、
ご飯を食べながらビールとウイスキーを呑む。
何度経験しても最高だ。

また猫だ。笑
こいつは行儀がよくて人懐っこかった。

しばらくすると、
どこからか微かにギターの音が聞こえてきた。
最初は空耳かと思ったが、耳を澄ますと
たしかに、ギターの音と歌声が。

ギターとピアノの音は特に好きだ。

何も考えずに、
気がついたら音のする方へ向かっていた。笑
すると、階段を登った上のベンチに
カップルがいて、女性がギターを弾きながら歌っていた。

今思うと、360%不審者な行動だ。笑
しかも、カップルの良い時間の邪魔をして
すみません。だ。笑

向こうが気がついたので、
あっ、すみません！と。

すごく良い音ですね！
あまりに聴き心地よくて、すみません。と、
とりあえず気持ち悪い言葉を発していた。笑

そんな気持ちの悪い髭男とは裏腹に、
めちゃくちゃ愛想の良いカップルだった。


その後、下に戻り、
満天の星空の下で焚き火をして酒を飲み、
ギターの音と歌声を聴き、
全身をマッサージされているくらいリラックスしていたらいつのまにか爆睡していた。笑

ケイさんに起こされ、
寝床の公園へ行きテントを張る。


あぁ〜幸せな空間だった。
今日も良い一日だった。

明日も良い一日になりますように。

読んでいただいた方、ありがとうございます！