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臨月のつぶやき⑧産道の熟化。出産=分娩ではないようだ

2021.6.28
予定日が過ぎて2日になります。
まさかこんなにかかるとは思っていませんでしたが、おかげさまで「出産」をじーっくり味わっています。

以前オススメ動画で紹介しましたが、助産師Hisakoさんによる「分娩誘発・促進」の解説で、内診では産道の熟化というのを診ていることを知りました。

今回、健診→1泊の予行練習→妊婦指導という流れになったので、4日で何度か内診をしてもらって、その都度の説明を聞くことができました。
健診では「4cm開いてる!」と聞いてあせりましたが、その時は少し芯が残った状態。開いているけど固さはあったそうです。
4日経って診ると、「開きは3cmに縮んでいるけど固い部分がなくなって、広げると5~6cmは開く感じ」とのことでした!

あとは、胎児の頭の高さは結構動くようで、泊まった時も「最初は下に来てるのかなと思うくらいだったけど、朝触ってみたら上の方に逃げていっちゃった」というようなことを聞きました。(指先2本の内診でそんなにたくさんの情報を得ているとは知らなかったし、想像できなすぎる!お医者さんも助産師さんもすごいことしてるのね…)

考えてみれば当たり前なんですが、産道=私の身体と、赤ちゃんの向きや高さは刻一刻と分娩に向けて準備を進めていて、それぞれの要素が関係しながら変化してるんですよねぇ。

出産というとヒッヒッフーの分娩の場面をイメージしがちで、そうなってから子宮口が開いたり子どもが下りてきたり…?という、身体の変化を短期的なものとして考えてたんだなと気づきました。
よくわかってないから、その都度言われる「開きが何cm」とかで、今かまだかもう来るかとソワソワしてましたね(笑)

上の子の出産で、38週の後半で高位破水した時も、何とか陣痛が来て助産所で産めないかと期待してたけど、助産師さんはむずかしいだろうなって多分わかってただろうし。(そうなるなら次のステップのことを考えたり知る時間にしてもよかったなと思う。まぁこれも素人考えかもしれないけど!)

臨月に入って4週間。身体はゆっくり、でも着実に準備をしていて、そのプロセスが分娩につながる「出産」ということ…なのかな?
自分と子どもを信じて待つには、ちゃんと知識を得ておくことも私には大切と改めて思いました。

元気で産まれたらそれでオッケー!ということはもちろんあるけど、数少ない、かつ人生に関わる超絶インパクト大の体験だからこそ、楽しまないなんてもったいない!と思ってしまう強欲さに呆れつつ、やめられない止まらない。

さて、分娩はいつどんな形になるのでしょうね…?

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