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生き返る!

待ち侘びた開幕、戻ってきた歓声。
スポーツ本来の空気感というものを北九州の地で感じてきました。

3・5 J3 北九州VS岐阜

ギラヴァンツのホーム開幕戦。
昨年よりも発色の良い、蛍光のイエローカラーのユニフォームを着たファン、サポーターの姿は、
試合開始数時間前から小倉駅周辺にたくさん見られました。

天候にも恵まれて、これ以上ないくらい空の青と、ピッチのグリーンが映えます。スタンドでは岐阜のグリーンもここに加わって、立体感を増したスタジアム。
この日の来場者は5000人を超え、その数だけの興奮、喜び、ため息が選手たちを包みました。

開幕3日前、北九州の練習場でリラックスした面持ちで準備する様子を見ていた分、開幕当日になった選手たちの表情からは、スタートの緊張感や張り詰めた空気、責任、色々なものが滲んでいるように感じました。

岐阜の選手たちにしてみれば、アウェーでの開幕という難しさも相当に持ちながら、
より強い気持ちを持って臨んだのだなと想像しました。

田坂新監督によれば、
ミクニワールドスタジアムはピッチとスタンドの距離が近いのに加えて、
屋根に反響する音がピッチの選手たちに降り注ぐような環境になると言います。

ホームゲームとしては大きな後押しに、アウェーとしては相当なプレッシャーに変わる。

リーグの中でも特徴のあるスタジアムなのだそうです。

試合は岐阜•庄司選手の鋭いスルーパスから、抜け出したンドカチャールス選手の冷静なゴールと、北九州・岡田選手のコーナーキックから長身の乾選手が頭で合わせた2つのゴールでドロー。

攻めの姿勢を貫いた両軍の選手たちは最後はピッチに倒れ込むほど、
心身共に高めて出し切った開幕戦でした。

感情を失うようなこの数年の閉ざされた日々。
留めていた思いを声に乗せられること、選手がそれに応えようと奮闘する姿、
当たり前だったけれど尊いシーンの連続だということを
改めて考えさせられました。


この間、映像で見る機会が増えた人も多いでしょうけれど、
まだまだ現地に行くのが少し気になる方もいるでしょうけれど、、

一度スタジアムに戻ってきて見てください。

躍動感と熱気のゾワゾワとした感覚は、
変な言い方ですけど、生きてる!って感じがします。

プロ野球の現場にまだ行っていないので、
次はプロ野球の応援の雰囲気を味わうのも楽しみです。
きっとまた私は興奮すると思います。


伝わるでしょうか、この…

生き返る感覚。

生きている実感。

現地、現場にしかない感動がやっぱりありますよ。
戻ってきた日常を謳歌しようではありませんか。

放送前で余裕なくて、いつも同じ画角





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