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言うことを聞かないリーダー…? 勘違いしてはいけない

ラジオや本やYouTubeなど、様々な方法を用いて
情報収集をしていく中で
「言うことを聞いてくれないリーダーはどうすればいいですか?」
という疑問を多く見つけ、それに対して
凄く納得のいく回答がされていて、
記録に残したいと思い、記事を書いている


言うことを聞かないリーダー

「言うことを聞いてくれないリーダーは、どうすればいいですか?」
という問いに対して、
「リーダーは言うことを聞かなくていい」という声が多かった

なぜ、そのような声が多いのか?
それは、非常に単純で
社員(部下)とリーダー(社長)では
抱えている責任の大きさが全く異なるからだ

例えば、大きな分岐点があり、
私達に「A」と「B」という選択肢があったとする
チームメンバーの中に「B」という選択肢を選ぼうとする
メンバーがいたとしても、
リーダー(自身)が「A」で勝てると判断がしたならば
「A」という選択肢を曲げてはいけない
その理由については後でしっかり触れていくが
端的に言うと、先程述べた責任の大きさの問題だ

【序章での結論】
部下の言うことを聞くリーダーはいいリーダーとは言えない
勝利に導くリーダーこそが、いいリーダーである


いいリーダーとは

私が考えるに、いいリーダーには3つの必須条件がある
①「多数決」で意思決定をしない
②チームメンバーの声に耳を傾ける
③好かれる決断でなく、勝利できる決断をする

①「多数決」で意思決定をしない

リーダーは、チームの方向性を決定し、その責任を追う人である
そのため「多数決」での決定は一番良くない

小学校から自分の人生を振り返ってみると
決断の多くは、みんなの意見を取り入れるという名目の上
多数決が行われることが多く
、それにより意思決定がされてきた
そのため、日本人にはこの考え方が根付いているが、
リーダー(決断者)には必要のない考え方であり、
好ましくない決断方法だ

また、上記でも記したように
日本では「多数決」が多く採用されてきているからこそ、
部下の多くは多数決の考え方を持ち、団結するだろう

しかし、その圧力に負けてしまうようなリーダーは
一見みんなの意見を取り入れている「いいリーダー」に見えるが
・自分自身が決断者になっていない
・責任を持っていない
・責任のかかることを決める方法として適していないことを理解していないため、いいリーダーとは言えない

②チームメンバーに耳を傾ける

リーダーは、その決定の責任を追う人物であるから、
決定を独断することに問題ではない
また、そうであるべき存在だ

しかし、チームメンバーに耳を傾けることは必要だ
メンバーが何を想い、どう考えているのか、
チームの現状の把握や新たな視点が
判断材料となるだろう
また、一緒に働く(作業する)トップとして
ここの理解に重点をおくことは非常に大事である

チームというのは
基本的には同じ志や目的を持った人で構成される
ことが多いが
その気持ちの強さや愛は、常に移り変わってしまうものである
仕事という側面で考えるなら、
全員がプロ意識を持ち
モチベーションの高低がないようにする
or
どんな環境下でもパフォーマンスを落とさない
が絶対とされるだろうが、
実際これは綺麗ごととなり、多くの人は
大小あるにしろ、左右されてしまうことがある

そうなった時のフォローをどのように迅速にするか、
これはチームの役割である
そう考えると、他者理解を深めるという点において
メンバーの声に耳を傾けることは必要であるし、
その行動の繰り返しで生まれる信頼関係には
それ以上に大きな力があり、より重要度が高いと考える

③好かれる決断でなく、勝利できる決断をする

社長などの立場になれば、
チームメンバーに好かれる決断を選ぶことはない

リーダー(トップ)の決断は
・チームメンバーが幸せになる決断
・チームメンバーが勝利できる決断

でなければならない

みんなに好かれる決断をするだけのリーダーなら
そもそもリーダーなんていらない

そして、その決断をする意味を理解していない人も
リーダーになるべきではない

どんなチームでも
目的達成のために動いている
その目標達成が自分のために、みんなのためになる
集団が同じ志を持ったチームである

だから、決断はチームが勝利できる決断をすれば
全員が幸せになれる、ハッピーになることはできる

そして、もう1つ勝利できる決断をしないといけない理由がある
それは「挑戦」を続けるためだ

資金がなければ、戦うことを許されない
あらゆる材料が揃わず、ましてや同じ志を持った人すら
失っています
社員を持つということは、自分だけの戦いではなくなるということ

だからこそ、大前提事項にある
勝利し続ける決断を取れないリーダーは良くない


自分の意見を貫きたいなら、リーダーになれ

これまでに書いてきたように
リーダーの決断は、私達が想像できるようなものではない

まずは、この側面を理解することが非常に大切であるが
その上でも、自身の意見を貫きたいと思うなら
あらゆる責任と覚悟を持ってリーダーになれ

自分が決断者となり、
その意見を貫いていけ

チームに属しているなら、チームの指示を聞け
給料をもらっているなら、リーダーの指示を聞け
ここはトレードオフ的な考え方だと思う

冒頭にあった下記の質問については、この回答が1番だと思う
「言うことを聞いてくれないリーダーはどうすればいいですか?」

チームをやめる
「知識・お金・勇気・行動力」がないなら、
チームに従え

厳しいようだが、これが現実だと思う
無理やリスクは負いたくないけど、自分の思うように
相手を動かしてたいというのは実現できない
強者を共通の悪者にして、団結することは容易だが
自分自身が進歩することはない
この現状を受け止め
噛みしめて頑張っていくしかないと思う

自分(自分軸)を貫くためには

極論、1つだけを守れば自分(自分軸)を貫いて生きていけると思う
その1つとは「生活費」だ

自分自身が破産しない中で
活動していければ、これは実現ができる

そのためにやるべきことは2つあると思う
①生活コストを下げる、理解する
②好きなことに没頭する

①生活コストを理解する、下げる
まずは、自身の生活費を理解する
(例、家賃、食費など)
これを理解することで、自身を見つめ直す機会になる
+αで財源の確保に挑む

確実に無駄遣いしているお金があるため、
それを切っていく(生活コストを削減していく)
そして、それを維持することがスタートラインだ

②好きなことに没頭する
シンプルにお金を使わない最大の方法は
好きに没頭することだ

「どんな時間もそれにだけを考え、時間を割く」
という行動を取っていれば、お金を使う時間がない

逆に上記のように
「時間を忘れてまで、掴みたいものや好きなこと」
がないのであれば、リーダーにはならない方がいい

非常にきつく、険しい道が待っているから

世の中は、非常にうまく出来ていて
楽をする方法などないのだ

自分の求めるものを最初から
全て手に入れることは出来ないのだ

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