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不登校

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長男の不登校だった時の親子の葛藤を実話で紹介しています。
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2019年8月の記事一覧

不登校⑦〜長男編

不登校⑦〜長男編

前回の続き…

長男は無事、高校入試を迎えました。また一からのスタートです。
今度は友達とも別々の高校へ進学したのです。
入学式を迎えるまでは毎日ドキドキする日々でした。教室に入ってた息子はとても冷静で落ち着いた感じがしました。

それから入学後、息子は手紙を書いてました。
封筒は高校の封筒でした。
自分が中学生になって、学校に行けなくなっても責めることなく見守ってくれてありがとう。との感謝の言葉

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不登校⑥〜長男編

不登校⑥〜長男編

前回の続き…

早速、家に帰って担任の先生が持ってきたパンフレットを探して、インターネットでも学校の事を検索して印刷しました。
私自身、パソコンさえ使えればどの職業でも困らないという考えがあったり、長女が商業系の学校に通っていたので、長男にもその考えをまとめて伝えながらキッズケアセンターの先生が紹介してくれた高校の話をしました。

長男は納得したのか、「ここいいね。」と興味を持ち出したのでした!

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不登校⑤〜長男編

前回の続き…

夏休みは部活で外に出る機会も多かったせいか日焼けして健康的な感じでした。夏休みも友達と遊びに行ったりしていたせいか、夏休みはあっという間に過ぎていきました。

9月、夏休みも終わり、登校する日。長男は起きてきませんでした。不登校の始まりでした。担任もまめに来てくれていましたが。

なぜか修学旅行には行きました。不思議と…。友達と同じグループだったのもあると思います。先生も予定をわざ

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不登校④〜長男編

不登校④〜長男編

前回の続き…

玄関のドアを開けると前担任と新任の先生が立っていて、長男に会いに来てくれました。「明日、始業式待ってるよ。」と長男に話してきました。

翌朝、長男は起きてくることはありませんでした。期待は少しはありましたが、自分の気持ちを押し付けてはいけないと心にしまっていました。

すると午後、私の携帯に中学校から電話がかかってきました。担任の先生からでした。「教室には誰もいないから教科書を取り

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