通勤🎵6/10〜6/14

6/10
•出勤「paraphilia- EP」 (THE NOVEMBERS)より　keep me keep me keep me(3曲目)
「間違いは持ちきれない
償いは置き場所がわからない」
が起きた時から頭の隅でぐるぐるしていた。「僕」と「君」の関係は白い繭のイメージで、間違って償おうとして歩き続けてくたびれて帰る場所なんだろうなと思う。変わってゆくふたりがひととき休める場所。
外に出て頑張るために、「籠りたい〜」っていう思いを置いておける曲。というか頑張らなきゃいけなくない朝なんてなくないか。
職場に着く直前までchil、paraと続けて聴く。
•退勤　同EPより　mer、philia、dnim(6曲目→1曲目→2曲目)
最終曲から1曲目に戻って聴いてみると、EP全体が、ふたりの世界と混乱しそうな外界を行ったり来たりする構成になっている。そして最後は一番閉じた"ふたりの世界"に帰っていく。でもこれは僕が思うふたりの世界であって、厳密にはひとりの世界だということも描かれる。「嘘みたいに届かない」わけだし。社会の中でもふたりの間でも結局ひとりの瞬間はある、というのは私も実感するところだから、蕩けそうな言葉が並んでいるけど胸焼けしないんだなぁと思う。
(ちなみに仕事が終わりに近づいた頃の脳内BGMは初KO勝ちだった。)

6/11
出勤
•「色々衣」(Spitz)より　魚、ムーンライト、メモリーズ、青春生き残りゲーム
起床時脳内BGMだった。スピッツを聴くと齧り付くように聴いていた高校生の夏を思い出す。
退勤
•「愛の休日」(柴田聡子)より　あなたはあなた、天使を見てる
あなたはあなた　はアルバムで一番好きな曲。
今は会えない幼馴染を思う歌だけど、2人の関係を「恋愛」と捉えなくてもいい(捉えてもいい)ように描かれているところが好きだ。直接近況報告をしたりはしていないし、悩みを感覚的にわかってあげる(もらう)ことはできないかもしれないけれど、お互いに大切に思っている、というところも。
あとやっぱり「おかあさんも知らないような香り」のパワーすごいな。
全体的には解釈の自由度が大きい歌詞だと思うけど、これには結構みんな共通するイメージを持ちやすいんじゃないだろうか。「おかあさん」は文字通りお母さんで、「ぼく」の母親が「ぼく」の悩みを知らないという意味にも取れるし、「おかあさん」を2人の地元や社会一般(多数派の立場にいる人たち)の価値観の象徴と取ると、「ぼく」の悩みは地元の他の面々(「ぼく」について「嫁さんもらわずに」と言い表す人たち)や社会一般には想像されないもの、という意味にも取れる。いずれにしろ、大切な相手に対して「周りは周り　あなたはあなた」と思えて、かつ「わたしはわたし　あなたはあなた」と言ってあげられるの最強じゃない？と思う。

6/12〜14
音楽なし。体調諸々の具合により耳から情報を入れるのが厳しいタイミングってあるよな。