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【一生をかけて追い求める自分の「道」を生きる 55歳からの自立・自律人生 55レザレクション(復活)その28 実は本当の自分の力に意外と気づいていない。もう自分を偽るのはやめよう!という話】

こんにちは。

人生にイベントを起こす、
山田育子です。

皆さんは、自分が本当に持っているチカラは何かわかっていますか?
そしてそのチカラを生かした人生を送っていますか?

私は、この質問にいつも「Yes」と答えてきたと思います。
ところが、最近、それが違ったということにきづきました。

私は20代で、自分のやりたい仕事をしたいと思って転職し、やりたい仕事をやってきて、その会社が40代で解散になってからは、フリーランスになって、自分のチカラを信じてここまで仕事をつくり生きてきた。そういう自負があったので、私は誰よりも、自分のチカラに向き合い、それを活かしてきたと思っていたのです。

ところが、会社員だったらもう定年を迎えるようなこの年になって、その自分の自分を観る目が曇っていたのではないか?そんな事態に今陥っています。

この記事を読んでくださる、ミドル・シニア層の方々も、きっと長い年月、いろんな経験を積み重ねてきて、「自分はこういう人間で、こんな経験があって、こういうことは得意」と自覚している。

そして、会社員の方なら、定年を迎えてもその得意とか専門性とか経験を生かした仕事がまた続けられたらいいなと思っている。
そういう方が多いのではないでしょうか?

ところが、その自分を観る自分の目が実は曇っていたらどうでしょうか?

今日は、私がもう定年を迎えるような年になって、自分のチカラが本当は違うところにあったのかもに気づいた話をしますね。

もし、これを読んで「もしかしたら自分もそうかも?」と思ったら、私もこんな年になって?(笑)これから軌道修正するつもりなんで(笑)、一緒に本当の人生を切り開いていきませんか?

私は40代の時に会社が解散になり、そこから13年フリーランスで仕事をしてきました。会社員時代は、ただ真面目に言われたことを一生懸命やりぬく。そんな会社員で本当に自分のやりたいことは何か?とか、自分の本当のチカラはどこにあるか?なんてあまり考えなかった。
ただ、フリーになったら、これは考えざるを得ない状況になり、ずっとずっと自分と向き合って自分のチカラを生かして仕事をしてきたつもりになっていたのです。

ところが、4月にひょんなことから、ある会社の社員になりました。(個人事業も併用して続けていますが)
なぜかというと、この会社が扱うEQ(感情指数)にすごく興味があって、これを理解し、使えるようになるのは、個人事業主とし業務委託を受けるなんていう生半可な付き合いじゃなくて、社員になるぐらいこの会社の人とつきあい、業務を理解しないとだめだなと思ったからです。

社員にしてもらうために、私がこの会社に何を貢献できるか?を考えた時、私は自分の強みだと思っていたことを、この会社で使えると思ったのです。それは、この会社で研修を行う社員のサポートだったり、研修準備のスケジュール管理だったり、必要な研修ツールの準備。私は長い間、イベント企画制作会社にいたので、イベントまでの段取り管理とかそういうことをずっとやってきたし、それをコツコツ段取りよくできることが自分の強みだと思っていましたから。この会社でも自分の経験とチカラを発揮できるなと思ったんですね。

しかも会社のほうも研修をやる人はいるけど、その準備をサポートしたり、段取りやスケジュールをマネジメントする司令塔となっているのは、たった一人女性社員がやっていて、彼女がすご大変な状況。手がたりていない。

ここで両者の利害が一致して、晴れて社員にしてもらえたんです。

4月から私は入社し、司令塔になっている女性社員さんについて、私もデスク的な役割を果たしながら、EQについてがっつり学ばせてもらおうと企んでいました。

ところが、入社して4か月がたとうとしていますが、私はここにきて、自分が「チカラ」だと思っていたことが本当の自分の「チカラ」じゃなかったのかも?と思い始めたのです。

20代のころから20年以上イベント業をやってきて、イベント開催に向けての緻密な準備が自分の強みだと思ってきた。そしてそのチカラをこの会社で発揮しようと思ってきた。ところがこの年になって、自分が自分の本当の強み、チカラだと信じてきたことが、実は違っていたのかもしれない?と思ったのです。

ある時、いきなり社長が、翌日の研修講師を私がやるようにと命令しまました。やったこともない研修をしかも次の日にやらなければならない。かなりの無茶ぶりです。驚いたし、不安もありましたが、なぜか、私、それを楽しんでやってしまったのです。

そしたら、若手の社員が、どんどんそれまでの研修のコンテンツの見直しと、講師を頼んでくるようになりました。

仕事が一気に増えて大変でしたが、研修のコンテンツづくりは、なぜか時間を忘れてのめりこんでやってしまう。講師もこれまで前に出るのは苦手だし、他の人がつくったコンテンツをパフォーマンスするのは苦手意識があったので極力拒んできたのですが、自分のつくったコンテンツだったらなんだか楽しめてしまう。受講生との対話の時間をつくって受講生とどんどんつながっていくような感覚になって楽しい。

ただ、こちらの仕事が忙しくなると、もともとやるはずだったデスク的な仕事に限界がでてきて、一緒に仕事している女性の負担が減らず、彼女に対して罪悪感を感じるようになりました。

そんな数か月でした。

皆さんは、こんな経験はありませんか?
たまたま飛び込んできた仕事で、思いがけず自分のチカラがバーッとでたけれど、今自分が置かれている場で、そっちの道へ突っ走るのは、周囲に迷惑がかかるから、その自分のチカラをあえてみないようにして、また元の仕事に戻る。そこで経験を積み、経験を積んだ結果、それが自分の得意な仕事、自分のチカラだと思いこむ。

でもそれは本当のありのままの自分の本来の“チカラ”とはちょっと違うのではないか?

私は、この年になって、これまで自分が自分の本当のチカラと向き合ってそれを伸ばそうとしてこなかったこと、与えられた役割を果たすことだけに注力し、そこで得た経験と能力を自分のチカラだと信じ込んできたことに気づいたのです。

このことにもっと若い時に気づいていたら・・・・
と思わなくもないですが、それでもまだ元気で働けるうちに気づいたのはよかったです。

だから私はこの記事を読んでくださっている皆さんにも言いたいのです。

「あなたが”これが自分のチカラ、強みだ“と思っているものは、本当にあなたの心を沸き立てるようなものですか?本当はもっと自分の心が沸き立つようなもののがあるのではありませんか?」

本当に自分の心が沸き立つようなものから目を背けるのをやめて、そこに正直に生きいく。

そんな道を歩んでみませんか?

私もずっと周囲に気遣って、自分の与えられた役割に舞い戻り、自分のチカラに向き合うことしてこなかった自分の殻を破り、この会社の中で、本当の自分の本来もっているチカラを出す。試す。そこに今度こそフォーカスしてチャレンジしてみようと思います。

若い世代はどうしても周囲に気遣って自分の本当に心沸き立つことをアピールできない。そうやって自分のチカラを出すことにフォーカスせずにきてしまうと、本当の本当のチカラを見誤ってしまうようになるのではないでしょうか?

でも、どこかで本当の自分のチカラにちゃんと目を向けて、そこにフォーカスして一歩踏み出すことをしないと、本当のチカラを人生で発揮し、活かすことなく人生を終えてしまう。そんなことになりはしないでしょうか?

皆さんは、どう思われますか?

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