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便利屋として開業したつもりが不便利屋になっていた話

どうも、夏の暑さでリアルに死を感じた匠の便利屋(@takuminobenriya)菅原です。

 (36度の炎天下で6時間草むしりした僕です。死を意識しました。笑)

今回は便利屋として独立したのに不自由になっていたという話をしていきます。

ぼくは今年4月までがっつり某仲介サイトをいくつか使って便利屋仕事をしていました。実際去年の7月に都内に引越し全く都内などにツテもない状態だったので9割以上は仲介サイト経由での仕事でした。いくつか仲介サイトはあるので名前は伏せときます。

仲介サイトは自分の代わりに仕事をもってきてくれる代わりに手数料はとても高く仕事に対して繁忙期には月に数十万の手数料を払い仕事をもらう形です。その代わりに集客力は抜群で仕事は断るぐらい頂いていました。

しかし、ぼくが疑問に感じたのはなんといっても労働者の安さウリにしたCMです。手数料が高い、労働者側の保証がないわりに依頼する側には安さを売りにしているんです。

当たり前ですがクルマなど支出は全部自分持ち、ガソリン代、駐車場代、保険代、メンテナンス代、高速代なんだかんだで正直、毎月の負担はかなりデカいです。

確かに安定した仕事はもらえますが自分がやっていたのは現場にでたこともない人間たちが考えたものなので労働者を守るためのルールではなく自分たちの会社をデカくするために作られた労働者からしたらかなり不自由なルールばかりです。実際に仲間の便利屋も少しルールを破っただけで永久に出店停止などの処置もされています。なのでぼくがやっていたのは独立ではなく不自由な雇われの身だったんです。雇われてないけどルール上で会社に管理されていました。

正直、実際問い合わせで草むしり1件5000円、引越し7000円とかで来ます。その依頼に答えなかったら事務局から連絡も来たりします。そこから手数料引かれてたら最低賃金を余裕で下回ります。

そんなこともあり、今は仲介業者からの仕事は全体の2割以下にできるようにしています。これを1割以下に落として自分なりの集客に切り替えていきます。

当たり前ですが仲介サイトに依存していては今後、手数料はあがる、労働条件が悪くなることはあっても良くなることは望めないんです。これは会社員とかでもそうだと思いますが給料あげろとか休み増やせといってもそれは上が決めるんです。

ありがたいことに今は個人を伸ばすための補助金なども多いのでそちらも利用してオリジナル集客、独自のやり方でやっていきます。

脱仲介依存便利屋