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【便利屋仕事】銅線を100万分売った話 リアルカイジ現場

どうも匠の便利屋こと菅原です。(@takumiexpress)

今回は便利屋として珍しい仕事をしたのでその体験についてnoteに残しておきます。今回の仕事の内容は解体現場前の価値物の回収です。依頼主からしたら解体前にものをなるべく減らすことで解体費用を安くする狙いがあったらしいです。ちなみに価値物をもらうということで今回は報酬をもらわずに案件を引き受けました。お金もらえばよかった笑


対象の物件は小さい物件ではなく何十店舗もテナントが入ってたようなかなり大きい現場でした。質屋、岩盤浴、bar、居酒屋などなどが入っていたビルです。正直2、3日だけで切り上げる予定でしたが1月を丸々この現場に捧げました。笑 1月働きすぎて2月は燃え尽きて完全にオフモードで修理仕事が本格的にできるように現場仕事はせずに準備しています。

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(テナントがたくさん入っていた地下空間はこんな感じですリアルにカイジになって仕事してる気分でした笑)この写真は動線などを回収した後です


ちなみに今回の現場で回収した価値物はシャワールーム3つ、洗面台4つ、トイレ4つ、動線大量、鉄、スチール、電気系機材、鏡、質屋にあった光る棚、ガラス、ぬいぐるみなどなどとにかくお金になりそうなものを全て回収してきました。


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(ここらへんも全部取り外して回収しました)


中でも動線がかなりの量で動線だけで100万ぐらいの売り上げになりました。買い取りしてもらった場所の担当者の方もこんだけの量がでるのは本当に珍しいことだと言っていました。ただ経費(人件費、道具代、交通費、ホテル代)などがめちゃくちゃかかってしまいこの売り上げはほぼ経費で消えました。笑

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(ある日の回収では1トンのフレコンバックが15個ほどの動線を回収しましたこの日の売り上げだけで25万ほどの動線を売りました)


といった感じで1ヶ月かけていろんな経験ができたのですが便利屋としてはいろんな道具の使い方、人間関係、今後の仕事についていろんなことを学ぶいい機会になりましたのでこれから新しく仕事を始める方のなにか参考になればということで学んだことを書いておきます。


今回学んだこと

新しいことを始めようとすると思わぬお金がかかる

知識もない新しいことを始めようとすると本当にお金がかかりますね。人件費で70万以上、道具代で30万ぐらい使ってしまいました。笑 なんでもそうですが勢いでやると思わぬお金がかかりますね

遠方仕事は経費がかかる

今回は自宅から100キロぐらいの八王子現場だったのですが高速で往復するだけで8000円近くかかってしまっていたので結構やばかったです。仕事はやっぱり近場でやるのがいいですね。

現場に素人を入れない

これはまじで思いましたが現場になれてる人を雇うのと素人を雇うのでは全く仕事が進むスピードが変わります。逆に素人を入れると現場が回らなくなるということがあります。やらかす確率もあがりますからね。安いからと言って素人を雇うことはやめましょう。やっぱり会社でやるならちゃんとした従業員の人とやりたいと感じました。

意外なもの(ゴミ)がお金に化ける

この現場をやったことで今までお金になると思ってなかった物もたくさんお金になることがわかりました。特にヤフオク、ebayはマジでなんでも売れるのでとりあえず検索する癖をつけることは大事だと思いました。売れると思わなかったものでなんとなく検索したものが1個3000円程度で売れるもの100個ぐらい回収することができました。回転遅いですがゴミになるよりいいですよね。


まとめ

今回は約1ヶ月かけていろんな経験ができ知識をつけることができました。いろんな経験ができたおかげで今後の仕事のスタンスがしっかり固まりまったことはとても良かったと思います。

今は片付け仕事、買い取り、修理に注力してますがいずれ解体の仕事やりたいなあと思いました。解体には夢がある。

最後に現場紹介いただいた便利屋ミヤナミさん(@benriyamiyanami)ありがとうございました!この現場のおかげで便利屋レベル、人間レベルがすこしあがりました。

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