年間200作品読んだマンガ好きがオススメするマンガPart3
マンガオススメPart3始まります。
異世界転生マンガ
異世界転生系なら『八男って、それはないでしょう!」をオススメする。流行りに乗ってアニメ化まで漕ぎ着けた作品。地方の下層貴族の八男に転生した主人公がエゲツない魔法でのし上がっていく話だ。幼少期に魔法の師匠に出会い、魔法を教えてもらってから学校に入る。なろう系あるあるの入学直後からとんでもない強さを持っているパターンだ。
入学してすぐは周りに上手く馴染めなかったが美少女とパーティを組める。そのまま学生のうちに古代竜を倒し国から高い地位を授けられ、英雄として崇められながら別の美少女と結婚をする。という流れとしてはありきたりの物語。
この作品の面白いところは主人公が八男に転生したというところ。時代設定のおかげで、貴族のしがらみにいい感じに混じっていく。しかも、田舎貴族出身でありながら実力で地位を得てしまったことで難しい立ち位置となる。そして八男ということから実家との関わり方や兄弟との関わり方も複雑となっていく。
アクションや魔法のシーンは普通に面白いぐらいなのだが、八男としての微妙な立ち回りの難しさがこの作品の本質だと思う。読み飽きた異世界転生系にちょっぴり良い刺激だった。
異世界転生系では他に『異世界迷宮でハーレムを』『おれだけ入れる隠しダンジョン〜こっそり鍛えて世界最強〜』『魔王の始め方』『異世界おじさん』も良かった。
ヒューマンドラマなら
ヒューマンドラマ系なら『先生の白い嘘』だ。女教師と生徒の不純な恋愛を描いている。この教師は親友の婚約相手と不倫関係にある。そのせいで、自分は汚い存在だと思い込んでいる。生徒の純粋な気持ちを受け入れてはいけないと思いながらも惹かれていく。
二人の関係が進めば進むほど教師としての不安、大人としての罪悪感。そして、そこに潜り込んでくる若い真っ直ぐな想い。結ばれてはいけない関係。大人と子供の入り混じる感情のきめ細かさが描かれている。
鳥飼茜先生の作品の素晴らしさはとにかく細かい心情描写と、一つ一つの言葉の紡ぎに対するあっさりとしていて読み入れる絵のギャップ。アダルティックでありながらすごく人間的な作品だ。濃い内容であり読んでいて止まらなくなる感覚を覚えている。
ヒューマンドラマ系なら他に『個人差あります。』『ランウェイで笑って』『娘の友達』『君は放課後イソムニア』『久住くん、空気読めてますか?』も良かった。
また気が向いたらエロマンガ編やるかもしれません。お楽しみに。
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