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見たものだけがリアル

徳川家康は実在したのか?答えは「たぶん実在した」。

見たことないし分からん

以前YouTuberだったか誰かが歴史上の偉人の話になった時に「いや俺見たことないから居たかどうか分からなくね??みんなも見たことないじゃん!」と言っていた。

歴史のベースは古文書と絵画と建造物で成り立っている。様々な文献と多くの絵師や大工の作ったものから整合性があるのであればそれは史実となる。ただ、たしかに現在生きている我々は見たことがある歴史はごく僅かでしかない。徳川慶喜に会った事がある人がギリギリ生きているレベルだ。もちろん徳川家康に実際に会った事がある人はいない。

生きている人が誰一人として会ったことがない過去の人物が実在したのかどうかの確認は歴史からするしかない。古文書の全ての徳川家康に関するものは創作物なのかもしれない。家康ゆかりの建造物は実は全く関係無くただの虚言かもしれない。家康を描いた絵画はまったく別のよく分からないおっさんかもしれない。もしかしたら徳川家康は空想の人物の可能性もなきにしもあらず。なんて言っても誰も見た事がない人物だからね。

果てしない暴論で間違いない。でも一理ある。シュレディンガーの家康だ。天ぷらの食べすぎなのか胃がんなのか。見たことないし分からんわ。


歴史好きとしては...

自分は歴史好きな方だ。たかが受験レベルの知識でしかないけど。それでも、「見たことないから歴史が正しいか分からん」という全否定をされてしまうとなかなかショックだ。そういう本当かどうかあやふやだからこその楽しみもある。○○説や、〜〜の可能性とかの言葉も面白さの一部だ。

ただ偉人には会いたいわ。




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