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好きな言葉、を書いてみる。

自分のことをちゃんとわかっておきたい。今、はまっていることや、好きな季節や、今読んでいる本や、そういったことを何となくでも話せるようになっておきたい。

そう思うのは、身近にさらっと話す人がいて素敵だと思ったからだ。そして、魅力的な人ほど自分の仕事以外に夢中になれることがあったりする。大の野球ファンだったり、坂めぐりが好きだったり。とてもコアだけど、大事にしているもの。

好きな漢字を思い浮かべた時に、真っ先に出てきたのは、「悠」だった。特に意味はないが、醸し出す雰囲気が昔から好きだった。「鈴」は、「すず」とも「りん」とも読めるが、どちらの響きもかわいくて好き。でもどちらかというと、「すず」の方が、好き。

「くぐもっている」「かすか」「あわい」のような、曖昧さをあらわす言葉も好きだ。

「あわい」は「淡い」もあるが、「あわい(間)」という意味を表す言葉もある。どちらもいい。二つの間。関係性。グレー。そういうのが好き。

好きな季節は、冬だったが、今は季節の移り変わりが好きだ。夏の終わりや、夏の始まり。でも、2月の昼下がりの帰り道の青空は、中学生のころから、変わらなくずっと好きだ。

ありがとう、は好きだけど、そのままの気持ちを、その言葉にちゃんと乗せられない時がある。だから、まだ気恥ずかしい言葉。

それより、ただいま。の方が好きかもしれない。ただいま、の安心感。何気ない言葉。気恥ずかしくなく言える言葉。でも、つながっている言葉。ただいま、おかえり。ただいま、おかえり。

#エッセイ #好きな言葉 #好きな漢字


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