イライラのもと
このところ、まったくイライラすることがなくなった。こころは穏やか極まりなく、むしろ感情が無になったかのようで、少々心配もしていた。
そんなわたしが、少しイライラした。懐かしい感情に、うれしくなった。イライラすることが、まだあったのだなぁと。
イライラすると、きつい言葉を使いたくなったり、自暴自棄になったり、やる気を失ったりするようだ。
落ち着いてきた頃に、どうしてイライラしたんだろうと考えてみると、「あれ?そんなこと?」と結構ふしぎな原因に驚いた。
紐解いてみると、イライラのもとは、自分が作り出しているのだということ。
他人がうらやましかった。
もっと大切に扱ってほしかった。
かつて強要されたこと、自分で制限したことの苦しみを人を鏡にして思いだす。
そこに気づきさえすれば、自分のイライラはかわいく思える。大事にしてあげたくなる。
「負の感情」といわれているものは、自分に気づきをもたらすもので、自分を自分に戻すために必要なものだ。
サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。