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1人でいるようで1人を感じない世の中
「パーソナル」
この言葉が最近、こころに引っかかっている。
集団意識(村意識とも言えるのか)の強かった日本人がどんどん、個としての存在で生きる道を選んでいっている。
欧米社会は固体という捉え方で生きている。
個々の存在がはっきりして、自分の意見を述べることや集団から外されること、他と違うことをしても気にならない
日本社会は液体という捉え方で生きてきた。
集団を大事にして、遊ぶときにも「混ぜて」と言ったりする(今でも?)
でも、それがどんどん欧米寄りになってきているように感じる。
このことにより、危惧することもたくさんある。
人々の価値観が変わり、文化も変わる。
そのため、それに応じた教育のあり方も模索しなければならない。
これから先、日本はどういう道を歩もうとしているのか。
ずっと考えているが答えは出ない。
話が逸れてしまったので、「パーソナル」に話を戻す。
人々が「パーソナル」化されつつある。
1人一台、パソコンを持ち、携帯端末を持ち、個で生きられる世の中。
でも、人はどこかでつながりを求めているからか、1人でいても、何かにつながっている。
(テレビ、ネットなど。)
そして、それが当たり前になっている。
何もかも遮断したとき、本当の孤独を味わうだろう。
何が正しいのか、悩みながら見極め、
感じながら生きるしかないのだろうか。
そんなことを考える夜。
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