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誓い

1年の始まりは、気持ちを新しくできる。何気なく過ぎていく日々に立ち止まり、足元を再確認し、方向性を見定めるいい機会だ。


今年は、心に決めたことがある。

昨日、伊勢神宮へ参拝しにいったのだが、正宮へ向かう参道を歩いていて、呼吸を整えていると、ふと、

「心を守りきる!」

その言葉が浮かんできたのだ。

なんと、抽象的で要を得ない言葉だろうかと、一瞬思ったが、そういう1年なのだろうと腹をくくった。


「感情(心)を最優先に置く」ということは、かなり勇気のいることだ。特に、他者の評価や、自分の固定概念や価値観を頭で考えて動くことに慣れてしまった人は、なおさら。わたしは長らく、そういう生き方をしていた。頭では抵抗していたのが。


今年は、もう振り切ってしまおう。

「思考」から「心」へと、舵を切る!


小さな望みを形にしていく。
生まれたどういった感情も大切にする。
叶わなかった望みを次の望みへと昇華する。

そう、これは、地道な作業の繰り返し。


昨日も、小さな望みが次から次へと生まれてくる。例えばこんな風に。

「あ、お腹すいた。何食べたいかな。オムライスがいいな」

「ゴミがかばんにたまってたな。今、捨てたい」

「空がきれい。写真撮りたい」

いつだって、オムライスは食べられるし、今すぐゴミを捨てなくてもいいかもしれない。写真を撮るのだって、人目がちょっと気になる。

大きな特別なことも叶えたいけど、日常の中の小さなそんな望みも大切にしてあげたい。
その時、ひょこっと出てきた「こうしたい」を見逃さずに過ごしてあげたい。

「いつか、ではなく、そう思った、今」

できる限りタイムラグをなくして。


そうすると、やりたいことは、日々、ちょこちょこと顔を出してくる。「なぜ、こんなものが?」と思うような飛躍した「やりたいこと」も時には生まれてくる。

そんな時は、すごく嬉しい。

それこそ、頭で考えたものではないからだ。

純粋に心で「こうしたい」と願ったことだから。


今は、ピアノで「いのちの名前」という曲を弾きたいのだが、なぜ、その望みが生まれてきたのか全くわからなくて、でも、ものすごくワクワクしている。


#2018年にやりたいこと #考え事 #エッセイ

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。