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何がやさしさ?

昨日、車の運転にチャレンジした時に、救急車が後ろからやってきた。わたしは運転に必死で、サイレンの音に気づかず、なぜ、前の車は道路の端に寄っているのか不思議に思っていた。
そして、拡声器で「救急車が通ります」と聞いて、ようやく、そういうことかと慌てて避けた。
反省、そして、学び。
サイレンの音で今度は気付こう。その余裕ができるように、車の運転にも慣れよう。

布団に入って、日記を書いている時、そのことを振り返った。

そういえば、数年前にいっしょにドライブした人は、サイレンの音にすぐさま気づいて対応していた。そして、周りに気づかない車がいるのを見て、イライラしていた。

もしかしたら、気づかなかった人は、わたしのように、車の運転が初心者だったかもしれない。もしくは、他の原因があったとも考えられる。

ただ、イライラしていたことにも理由があるのかもしれない。深くは聞かなかったが、身内に若くして亡くなった方がいると話していたことを思い出す。

それぞれの理由。

それぞれの大事なこと。

想像するためには多くの経験が必要なのかもしれない。そして心の余裕と。

何も気づかず、通り過ぎてしまうことが一番こわい。とはいえ、たくさんのことを、わたしは通り過ぎたままにしているのだろう。

すべて背負ってなど生きれないし、通り過ぎてしまいたいこともあるだろうけれど、なるべく、気づいていたいし、考えることをやめたくはない。

#エッセイ #考え事 #車の運転 #初心者


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