見出し画像

言葉

言葉をもっと大切にしたい。

言葉はその人の考えを窺い知ることができるツールであり、言葉がその人をつくるといってもいいかもしれない。
もしかしたら、その人の持っている内面的なもの、それが表情や雰囲気などから現れることがあったとしても、それは無意識から現れるもの。

意識して、言葉を取捨選択していけるのであるとしたら、言葉の持つ可能性や重みは非常に大きい。

いろんな人のブログをチェックしていると、その人となりを言葉からでも、感じ取ることができる。
わたしは本質的なもの、正直なものに惹かれる。いろんな人のブログを見る中で、数少ないが、そういう人を見つけることができ、そういう人の言葉は、どれも信用できるものだ。

反対に、言葉に心が感じられない、また安易に感じられるものも多くある。多くあり過ぎて、それが当たり前のように受け止めているところもあった。

だから、信用できる人の言葉は宝物を見つけたようにうれしく、心に響く。

今日の新聞で、水泳選手の北島選手が引退するという記事が載っていた。
いろいろなインタビューの中で、こんな言葉が心に留まった。
今後について聞かれた時に、

「五輪に行くことを目標にしていたので、終わって数分で言うのは安易な答えになる。控えさせてもらいたい。」

この言葉だけで、北島選手を好きになった。

自分が発する言葉は、自分の思いの全てを言い表すものではない。受け手も、そう思って話を受け取る必要がある。
しかし、自分の発する言葉は、自分の心を乗せて発することができているか、そのことを常に問うていたい。こころを乗せた言葉を届けたい。

#北島選手引退お疲れさまでした #エッセイ #考え事 #だいぶマジメです

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。