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GLOBAL GEEK AUDITION(GGA)を経て。

こんにちは、takuchanです。

前回のnoteでGLOBAL GEEK AUDITION(GGA)に出場する機会をいただいたと書きました。
GGAはつい3日前の話です。
その結果が出ましたので、ご報告です。

入賞ならず。悔しい。

結論から申し上げると、入賞できませんでした。
5位まで入賞なのですが、残念ながら17組中6位。
もう少しだったので、なおさら悔しさが込み上げてきます。

しかしながら、今できることを全力でやり切ったことの結果でしたので、後悔はありません。
なかなか普段では経験できない1日でした。
(肉体的精神的な疲れがどっと出て、2日間ぼーっとしてたくらいです)

せっかくなので、ちょっと振り返ってみます。

改めてGGAとは。

完全招待制ながら、毎回常に100名以上が参加する、G’s ACADEMYのデモデーです。

単なる卒業制作の発表にとどまることなく、投資先スタートアップを探す投資家や、エンジニア採用をする採用担当者とのマッチングの場となっており、G’s ACADEMY生はGGA出場を目指しています。

GGAはG’s ACADEMY開校からわずか5年で、起業数53社・資金調達の総額は66億3200万円を突破しており、すべてはこのイベントがスタート地点となっています。

なので、もちろんGGAで優勝を目指すことは大きな目標ですが、GGAがスタートということも言えます。

私は優勝や入賞をすることも重要視しておりますが、
多くの企業の皆さんに興味を持ってもらい、自分が描いている世界の実現を一緒に行ってくれたり、アドバイスをいただいたり、仲間になってくれたり、と「面白いなこれ」と思ってくれる人を少しでも多く作るということを考えておりました。

つまりは、
・技術はまだまだだけど、オレたち手伝ったらいいもんできるぜ!
・こいつの考え方好きだなー、話聞いてみようかなー
・かっこいいわ!
みたいなことを少しでも思って欲しいな、というイメージでした。

準備をする。

本来は4月下旬にGGAは開催予定だったのですが、緊急事態宣言がありましたので、延期となり5月14日に変更となりました。
卒業制作提出が4月中旬だったので、本当だと2週間無い中で準備をしなければならなかったのですが、良いか悪いか1ヶ月の準備期間となりました。

そこで私が何をやるべきかと考えたときに、3つの選択があり、
①プロダクトを磨く
②プレゼンを磨く
③両方磨く
でした。

私は見せたいコアな機能は作り上げていたので、「それ以上に見せたい機能があるか?」と言う視点で考えました。
答えは「ある」。
次は、「それを1ヶ月で実装できるか?」と言う視点です。
答えは「できない」。
ということで、②プレゼンを磨く、を行うこととしました。

戦略を考える。

今回のGGAは東京コースの皆さんと合同開催でした。
東京コースには「フルタイム総合コース(LAB)」と「週末集中コース(DEV)」がありまして、UNIT _SAPPOROはいわゆる東京の「週末集中コース(DEV)」とほぼ同じです。

本戦に出るには、セレクション(予選)があります。
私は東京コースの皆さんのセレクションを拝見していましたので、なんとなく傾向は理解したのですが、まぁ皆さんプロダクトのレベルが高い
「本当に半年前までプログラミング知らなかったのですか?」
と質問したいくらい、普通に感動しておりました。

※そんな素晴らしい経験ができるG’s ACADEMYはこちら!

GGAの評価は「サービス評価」と「技術評価」があります。
そうなると私の分析としては、サービス評価を磨く方が勝ち目は高いし、自分を活かせるなと考えて、どれだけその部分を表現できるか、ということを考えました。

・課題のエビデンスを集める
・少しでも実証をする
・インパクトを求める
・未来を魅(見)せる
これらを散りばめて行おうと考えました。

課題のエビデンスは、もうググるググる
コレに尽きます。
あとはクライアント企業の声をヒアリングする
私の場合は卒業制作を始める際にヒアリングをしたのですが、そのおかげでかなり良い課題が見つかりました。
おすすめです。

実証に関しては、前述したヒアリングの際に、そのクライアントに「使ってください」とお願いしました。
そういう意味で言うと、ギリギリまでプロダクトを作っていると実証できないので、そこは注意すべき点かなと思います。
私は運が良く、使ってくださった企業の実証でインパクトのある数字が出たので、それを使わせていただきました。

インパクトは数字です。
私の場合は、「え、そうだったの!」とか「それは初めて知った!」というインパクトを出せる数字を選びました。

未来を魅(見)せるというのは、コレ使ったらみんなハッピーだよ!というイメージで考えました。
「確かにコレ使うとハッピーになることが想像できるな、、、」
と思ってくれると成功かなと考えていました。

ともあれ、そのような形で資料を作り、練習をしました。

本番当日、原宿は熱かった。

本番は「WITH HARAJUKU HALL」というとても素敵な会場でピッチさせていただきました。
緊急事態宣言下の中で開催が危ぶまれましたが、多くのG’s ACADEMY関係者の方々やWITH HARAJUKU HALLの方々が尽力してくださったおかげで、気持ちよくピッチができました。

バックヤードでは、出場者の皆さんがソワソワしながらも、練習をしたり、気を紛らわすために雑談したり、トイレに行ったり、、、私は手汗がすごくて何度も手を洗っていましたw。

本番での教訓は、やり切ること!
当たり前かも知れませんが、もうそれしかなかったです。

私はもうカミカミでした。
練習では1回噛むかどうかだったのに本番はそんな状態になってしまって、自分の本番の弱さに途中で面白くなってきたくらいです。
でもやりきれたのは本当によかった思っています。
※動画の音が出ないというアクシデントもありましたが、なんとか乗り越えました、、、。

結果発表とその後。

当日の結果は1〜5位までの発表なのですが、名前が呼ばれなかったので悔しい気持ちになりましたが、入賞された方々を見ると納得ですし、素直に拍手をすることができました。
なかなかそんな機会がないので、嬉しかったです。
ぜひ皆さんと話をして夢を語りたいですね。

UNIT_SAPPORO組は残念ながら入賞者はおりませんでした。
ただ、私がいうのもおこがましいですが、みんな素晴らしかったです。
そんな皆さんと一緒に切磋琢磨していたと思うと誇らしくて嬉しかったです。
GGAでさらに絆が強くなったと思います。

昨日、詳細な順位発表があり、かつ評価をしてくださった企業側からのコメントをいただきました。
コメントを読んでいると、本当に半年かけて作った甲斐があったなと嬉しく思いました。
全国規模の企業が、5分とはいえ自分たちのプレゼンを真剣に見てくださり、コメントを寄せてくれると言うのは本当になかなか無い機会で、勉強になるコメントばかりでした。
これだけでも、GGAを目指してきてよかったなと思います。

これからはさらにプロダクトを飛躍できるように頑張りたいと思いますし、ある意味期待をかけていただいていると思いますので、それを裏切らないように尽力していきたいと思っております。

感謝しても、しきれない。

GGAに関して、最後になりますが、たくさんの方のご協力があって開催ができ、たくさんの方のサポートがあって私のプレゼンは完成しました。

G’s ACADEMY運営の皆様はもちろん、(念の為by nameは避けますが)プレゼンを指導してくださったM社長、ヒアリングを実施させてくださった企業様、メンター・チューターの皆様、講師の先生、同期のみんな、一緒にGGAに出た皆さん。
そして家族。

こんな素敵な1日を経験できたのは、本当に皆さんのお陰です。

まだまだUNIT_SAPPOROは始まったばかりですが、GGAの上位常連になってもらえるよう、次はサポートできればいいなと思っております。


以上、GGAの振り返りでした。


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