「ツキイチ！生理ちゃん」

※｢ツキイチ！生理ちゃん｣が手塚治虫文化賞短編賞を受賞されたようなので、過去のnoteを再掲致します。

お腹痛い、体は浮腫む、気分も落ちちゃう、
ああ、あいつがやって来る時期だ。

小山健 作、漫画「ツキイチ！生理ちゃん」が面白かった。

来るとめんどい、来ないともっとめんどい生理を擬人化（キャラクター化）した漫画。

男性の作者が生理を語るっていままで在りそうでなかった切り口だと思う。
女がいくら生理を語っても、はいはい辛いのわかったわかったで終わるからね。

女の気持ちよくわかってるなー、と思いつつ、性欲くんや童貞くんといった男目線も入るから立体的な構造の漫画になっている。

男女入れ替わりの回では、道行く女の子みんな可愛くみえる、ハンパない性欲が来る。
日によってハンパない性欲二度来る、とのセリフは読んでいて勉強になりました。男の生理も女性に劣らず大変だ。

学生時代、生理が遅れてヒヤヒヤしていると、生理の子にすりよって、「生理移して〜」なんて言った思い出があったような、なかったような。
セーフティーな性行為をしていたって不安はつきもの。

来るとめんどい、来ないとさらにめんどい、
やっぱり来ると安心するけどしんどい。
でも来なかったら本当に困る。

そろそろうちにも生理ちゃんがドアをノックしに来そうです。

イヴを片手に生理アタック、
受けて立とうじゃないですか。

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