「ら、はなし」あとがき

4人のnoteクリエーターさんとコラボレーションした「ら、のはなし」はいかがだったでしょうか。

今回はお話のあとがきをば。

4というキリの良い数字だったため、「起承転結」または「喜怒哀楽」に寄せることができたら締まるかなと考えながら制作しました。

「起承転結」なら投稿した順、
「喜怒哀楽」なら
フレシノさん、シャニカマさん、ニシカワさん、ぺちこさんの順ですね。
後付けっちゃ後付けですけど。

それぞれの回を書くときには、各クリエーターさんを知るために、こそこそと過去のnoteを読みあさっていました。

ニシカワさんに関しては、ほぼ毎日拝読していますけど、改めて読むと地に足つけて
毎日健康的なご飯を召し上がっているイメージ。
ブラジルにお住まいだけど、和食が多いのですよね。記憶違いでなければ、イタリアにいらした時はジェラートも美味しそうだった。

音楽、ファション、美術にも興味がおありでニシカワさんは洋服に触れられるから洗濯は苦ではないとおっしゃっていたのが目から鱗でした。もう少し服に愛着持ちたい。

それと彼女は博物館などでトートバックをよく購入されています笑。
え!また!と思うくらい買われていたので笑、
これは是非物語に組み込もうと思っていました。

トートバッグの数え方って一枚であってる?いまいち自信がないまま、検索せず載せたので、間違っていたら後で直します。

高野一弥は基本的に女に嫌われる男なのですが、意外と好きだと仰ってくれる方がいて嬉しい限りです。

彼に関しては明確なモデルがいるのですが、持ち前のデリカシーのなさで、悲惨なくらい女から嫌われています。ザマァ。

今回は歳上の女性と一弥は相性がいいのかもしれない、と気づいた回でもありました。
なんかいつもより素直になっちゃってしんみりしてるし。

話はそれますがニシカワさんの日記は文体が落ち着いているので、心がざわついた時にお邪魔すると、気持ちが不思議とフラットになります。
ニシカワさんの安心安全な日々は(治安問題はさておき)、わたしにとっていわば安全地帯なのです。
そういった意味でも、いつもありがとうございます。

そして、「ら、のはなし」はあいみょんの曲から頂いていますが、今回4作品のテーマソングを
それぞれ決めてみました。

ニシカワさん×高野一弥「なんしか秘密」
テーマソングはスパイラルライフの「TheAnswer」

書いている本人も「なんしか」の意味を見失って何度も検索致しました。
使い方が間違っていたらごめんなさい。
スパイラルライフなつかしい。

続いて。

ニシカワさんもそうなんですが、ぺちこさんもしっかりと地面に着地して生きている感じ。

勉学に励んだり、悩んだり、音楽を堪能したり、真っ直ぐに前を向いて歩いてる。若いのにしっかりしてて、自分のふらふらっぷりが突きつけられますね。
文字は人なり、と言いますけど、彼女の作品からは誠実さが伝わってきます。

この話を書くとき、誠一をぺちこさんが救出する物語にしようと最初に決めました。

誠一くんはコンセントにピン突っ込んだり、風船追っかけたりそのあたりはまだまだ3歳児。だけど円周率は100桁言えるはずです。
謎の英才教育によって。

郁美ちゃんと誠一くんの話がまた書けるとは思いませんでしたので、ぺちこさんに感謝せずにいられません。

ぺちこさん×郁美×誠一「彼は母親の手のひらのなかに」

テーマソングはあいみょんの「Ring Ding」。女同士の友情の曲です。
うじうじ悩んでたら笑い飛ばしてくれそうです。
だけど落ち込んで布団から出られなかったらまじで殴られそう。
こういう女同士のからっとした友情の曲ってあんまり知らないかも。ドリカムの「サンキュ」だとしっとりしてるからなあ。

次。

シャニカマさんから頂いたお話を書く時には、いろいろな「はじめて」がありました。

まず、ムロツヨシはわたしのキャラであってわたしのキャラではない笑。そしてわたしが書く「わたし」はヤスタニアリサとしてのわたしではないのです。

でも、そういうことを全部取っ払って書いた物語でした。ええい、しゃらくせえ。

サイエンスフィクション、これもまたはじめてのキーワードでした。
当初、タイムマシンの形状はキテレツ大百科のアレをイメージしましたが、玄関先にアレは入りきらないでしょ、ということでセグウェイに。

タピオカの件について。シャニカマさんのタピオカちくび説の動画見て「ちくびにしてはでかくないか?」と疑問に思ったのですが、ネットで調べたらタピオカ9ミリ、ちくびの平均が1センチと全然違和感ないことを発見。
後ほど本作を訂正致しました。
シャニカマさん、大変失礼致しました。

本作でシャニカマさんがほとんど喋ってない理由は多分彼に喋らせたら「論理的に違う」「俺の哲学を汲んでない」と言われそう(笑)なので、黙らせました。

というのは嘘で、シャニカマさんが黙っていた方がムロツヨシのウザさが引き立つと思ってのことです。

シャニカマさん×ムロツヨシ×ヤスタニアリサ
「アンガー・タイム・マシン・ブルース」

テーマソングはタイムマシンといったらこれしか思いつきません。

「タイムマシンにお願い!」


最後、CHOT FRESINOさん。

いちばん早く完成するだろうな、と思っていたら、意外にもいちばん難航した作品でした。

理由として、女同士の恋バナはよくするけど、男同士のガチの恋バナが想像できなかったからです。

例えば男子と飲み会で下ネタは話すけど、下ネタと恋バナって本質が違うような気がする。

真剣さの違いなのかな。なんて真面目な話はさておき。

この話の時間軸は、高校卒業後の春休みで、岳といつみはもう付き合っている状態です。岳の「ダンゴムシ」はいつみが水族館で買った「ダイオウグソクムシ」のぬいぐるみでした。

フレシノさん、美大卒だったのですね!すごい。その当時のお話とか根掘り葉掘り聞いてみたいです。興味ありありです。

さて、フレシノさんのエッセイを拝読していると、なんとも言えない「温かさ」「優しさ」を感じます。

バンドの話も、恋の話も、同級生の話にも根底にはフレシノさんのあったかさが脈々と流れているように見えました。

彼の作品だけではなく、ご自身のnoteコメント蘭への返信や、ほかの方の作品へのコメントなど毎回丁寧に書かれていることに気づくのは私だけではないと思います。
溢れるいいひと感。
ハーフだと書かれているし、モテ期も昔はあったとあるけど、それは謙遜で本当は万年モテ期なんじゃないかなと勝手に予想してしまいました。マメだし。
本気でモテるひとって、往々にして自分でモテるとか言わない。私調べたけど。
おっとこれは営業妨害ですね。ごめんなさい。

彼のこれからが、やわらかくあたたかな日々であることを願いながら、小さなエールとしてこの作品をCHOT FRESINO さんに捧げたいと思います。

CHOT FRESINO さん× 三井岳 「ドアをノックするのは誰だ?」

テーマソングは言わずもがな、この名曲です。

ニコニコの方が音が良い。

それでは、改めまして

ニシカワの日記さん
ぺちこさん
SHANIKAMAさん
CHOT FRESINOさん

ご参加頂いた4名のnoteクリエーターさん、お読み頂いたすべての皆様に感謝致します。
物語を紡ぐ楽しい時間を私にくださって、
ありがとうございました。

あなた方が空想のなかで縦横無尽に
励ましたり、踵をけったり、時空を超えたり、恋に浮かされているとき、
いつもよりあなたに近づけたような
そんな気持ちになれました。

あなたがあのとき、わたしの記事を読んで
しょうがないな乗ってやるかとキーを
押してくれたから、
ら、のはなしが
こうして完成したのです。
声をかけてくれたか ら、のはなしなのです。

あなたあっての物語なのです。
本当に本当に素敵なスパイスとエッセンスを
どうもありがとう。

いつまでも きみのともだち

ヤスタニアリサ



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