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僕が言ってやるでっかい声で言ってやる

※「ら、のはなし」まだまだ構想段階です。今回はおそらく完成までかなり時間がかかるかもしれません。

🐙ミッドナイト、オクトパスパーティ
夜の9時まで残業。今の職について10年以上経過するがこれまでに体験したことのない繁忙っぷりだった。
何度も繰り返し機械のように同じ説明する。
途中、アンガーマネジメントのため、手のシワをじっと見たり、天井の点を数えたりしてしのいだ。
仕事帰り、スーパーで好きなものを買おう!とたくさん悩んで蛸を手に取る。
あとは麻婆豆腐にするための豆腐、挽肉、甜麺醤、山椒、納豆、鯖水煮缶も購入。
遅い夕ご飯はたこ焼きにして、食べに食べてやった。たこ焼きは塩で頂くのが好きです。
わたしは今日も人生を切り売りして少ないながらも銭を稼ぎました。約束した日にきちんと行って働いて帰ってくる。いまはそれで100点だよ。

🎤 イエベ、ブルベ、いやブルハ
それで今日は駅から家に着くまでの道すがらブルーハーツを口ずさみ歩いた。
「ヒマラヤほどの消しゴムひとつ、たのしいことをたくさんしたい」そんな歌詞を口ずさみ、明日への希望が少しだけ芽生える。
ブルーハーツは、弱者の味方だ。そしてわたしの終わらない青春でもある。
彼らはいつだって弱っちいわたしの背中をそっと、だけど力強く押してくれる。

「終わらない歌」の「基地外扱いされた日々」このフレーズを口ずさむとき、胸の奥がちくりとなる。重いうつ病のとき、赤の他人から道を聞かれて答えられずにいたら「なんだガイジンかよ」と言われたときのこと。同じ頃、皿洗いのバイトをしていたらその店の3歳児に「おばあちゃんが仕事ができないって言ってたよ」と舌ったらずの口調で言われて回らない頭で殺意が沸いたこと。
あの頃の自分はコミュケーション能力がゼロどころかマイナスだった。あまり思い出したくない思い出。ときどき、今の生活が夢で、起きたらまた頭の働かないうつの状態に戻ってしまうのでは、と思う時もある。

また戻る。
「人にやさしく」の「僕が言ってやる、でっかい声で言ってやる、ガンバレって言ってやる。聞こえるか、ガンバレ」
ここは毎回聴きながら、歌いながら鼻の奥がツンとなる。

ねえねえ人にやさしくするのってどうやるんだっけ。
人にはたくさんやさしくしてもらってるのになんかよくわからなくなってきた。
わかりやすい優しさと、配慮した優しさと、関わらない優しさと、お節介じみた優しさと、いろいろありすぎてさ。

深大寺で引いたおみくじに「愛を捧げよ」と
書いてあったのよ。なあ、愛ってなんだっけ。
最近は自分のことばかりで、愛もよくわからないよ。

#エッセイ #ブルーハーツ #ベッドの上でリンダリンダしてすのこぶちぬいたのは内緒

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