【詩】山を反対にしたようなステージ

見上げるつもりが覗きこむことに
欲しかったものはここにあったか
わたしの身長より
遥かに低いところに
いつからあったか
気付けなかった

埋まったときは笛をピーピー吹けばいい
埋まったわたしがいるなら
きっと
飛べた誰かもいるはずだ

二人でひとつ
空と海
赤と青とか
そんな感じで
幸せな人と不幸な人も
対になっている

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