車を買って脱ペーパードライバーをした感想
先週の土曜日に初めての車が納車され、運転の練習をはじめた29歳女です。
1時間ほど運転した感想は「わたしって運転できるんだ……」という驚き。
自動車学校に通って免許を取っているから運転できるのは当たり前なのに、ずっと自分に対して「運転できない人」というレッテルを貼っていた。
なぜ免許を持っているのにもかかわらず「運転なんてできない」と思っていたかといえば、自分の意思で運転したことがなかったからだと思う。
教習所に通っている頃は教科書通り「シートベルトを締めて、ブレーキを踏んで、エンジンをかけて…」と丸暗記しすぎたせいで、それぞれの意味を分かっていなかった。
指導員の「あの線に合わせて」という言葉を忠実に守りすぎて、なぜその線に合わせるのか、合わせるとどうなるのか考えていなかった。
「目の前の大人の顔色をうかがいながら、とりあえず怒られないようにやり過ごす」という癖があるのを思い出した。
運転もその癖のせいで、「自分でできる」という自信がなかったんだろう。
今日バックで駐車をする時に、自分の感覚と目視を頼りにやってみた。ハンドルの回し具合やレバーの切り替えが難しいかと思いきや、感覚や目視を信じたら意外とすんなりいけた。
自分の意思でやってこなかったから不安なだけで、自分の意思でやれば全然できるじゃん、と思った。
これは運転だけじゃなくて何にでも共通することだ。自分でやってみて、できると思えば自分のものになる。
自分で考えずに人から言われるままやってみて、できたところで自分のものにはならない。
全部自分で決めちゃおう、やっちゃおう、って思った。
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