星とかの話
社会の悲しみが束になって
手首足首
しめつける
居場所が無かった
見つからなかった
マイナスの叫びが耳に
こだまする
さみしいとき
自分を大切にするってどんなこと
安易な愛情は早めにつぶして
夜の散歩に出掛けよう
2年前に誰かと行った海辺に似ている
海なんて似たり寄ったりだけど
それでも特別な海を持つのは
性格のいいロマンチストみたい
生きづらさを「僕の良さ」と
思い込ませる作業にも似てる
波にさらわれるこの街の姿が見えた
好きだった場所も必ず消えてしまう
必死に戻そうとするのは人間くらい
自然に戻りたがってる街なんだ
どうしていつも人間基準
ぜんぶの流れ星が地球に落ちたら
きっとキラキラな世界で
みんな笑顔になれる
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