眠る前の静かなとき

寝不足は不安になる。ありもしない心配をぐるぐると繰り返す。少しの言葉に傷つく。自分はもう何もできないんじゃないかと思う。

もらえている仕事や活動はすべて、自分の幻の部分に期待されてるだけに感じる。本当は何もできないのに、何かの勘違いが重なって、それが長い間積み重なってしまい、幻みたいな現実ができあがってるように感じてしまう。

本当に分かってほしいことは、本当に大切なひとにだけ分かってもらえればいい。それでも自分の大切なものや自分の正しさを否定されそうになると、「ねえ、わたしこんなに大切なものがあるんだよ。正しいんだよ」って言いたくなる。

不安なのは寝不足なだけ。自分でも分かってるから大丈夫。大丈夫だけど不安が頭を支配する。

人は、不安とどう戦ってるんだろう。わたしより不安を感じやすい人はたくさんいるはずだから、気になる。

大切なものが何か分かっていたい。
わかったなら、大切なものを大切にしたい。
今に嘘をつきたくない。
自分に嘘をつきたくない。
自分の正しさの中で生きたい。
思い描く世界をつくっていきたい。
いつでも自由を感じたい。
でも好きな不自由が見つかったら不自由を愛したい。
ネムリタイ眠りたい眠りたい。
全部自分で決めたい。
だけど自分のことなんてどうでもよくなるくらい、抗えない波に飲み込まれたい。
本当は自由になりたいんじゃなくて、この不自由の中で生きたいと思える「大好きな不自由」がほしかった。
現実はどうだっていい、夢を見ていたい。
見えないものならきっと来世にも持っていける。
来世の待ち合わせ場所を探すために、今日も宇宙で散歩をしていた。

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