星空は写真におさまらない

たいていの景色って、写真におさまる。

生には敵わないかもしれないけれど、光の加減とか、色の加工とか、静止画の方が見やすいとかいろいろな理由で、なんやかんやで写真の方が安心してみることができたりもする。

でも、星空だけは、生で見なきゃ意味がないって思う。

理由は多分、星空のメインは星じゃなくて、暗闇だから。

暗闇って、写真にうまく表現しづらいんじゃないかって思う。

写真は平面。仕方ない。そういうものだから。

でも、星空はずっとずっと暗闇があって、暗闇の奥にも星があって、またその奥にもずっと暗闇が続いて、ずっとずっと先に星がある。

星に辿り着くまでの間、暗闇しかない。その「暗闇の奥行」って、写真にはおさめられないんだとおもう。

ちなみに、普通の風景の写真も平面。ほんとは奥行きがあるのに平面。

だけどそれは、暗闇の連続ではなく、いろんな色が連続している。だから、普通の風景と星空は全く別のもの。

また高知で星空を見たいなぁ

サポートはお菓子代になる予定です