【詩】スタンダードな孤独
誰も僕に興味を持たないこの世界で
歪なままで生きようとしている
もっと楽になれるはずだ
もっと普通になれるはずだ
確かにそうだけど
今は受け取りたくない事まみれ
地上で旅をする一次元の大学生
無料で国を渡る二次元の鳥
羨ましくなんてないから
僕は三次元
一人で宇宙旅行をする
卒業宇宙旅行
人生卒業宇宙旅行
寒くない
怖くない
これは人生卒業宇宙旅行
「宇宙を旅行できるのは死んだ人だけだよ」
「死んだ後は一人ぼっちだよ」
「死ぬ前から一人ぼっちの練習をしている」
孤独な練習
至福(しあわせ)というものに
かすったことすら無いから
現実をいつも受け入れられた
孤独な人生
僕は幸せだったと思う
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