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Bリーグチェアマンクラブ訪問その5 佐賀バルーナーズ

チェアマン出張シリーズ5回目、熊本からそのまま佐賀バルーナーズを訪問してきました。慌ただしく各所を巡らせていただき、チェアマン就任から最もハードワークした1日でしたが、佐賀のため死ぬ気で頑張りました!

島田塾 in 佐賀

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まずは朝9時から、バルーナーズフロントスタッフのみなさまに島田塾を開催。「クラブの価値が高くない段階でいかに稼ぐか」という部分を中心に説明し、実務的な質問を多くいただきました。

バルーナーズは若手を中心とした組織で、ベンチャーならではのエネルギー・やる気に満ち溢れていました。「やってやる!」という気持ちを大いに感じましたね。

竹原社長も現在22歳、すごい!!歳上のスタッフを上手に、謙虚にマネージしていて、お若いですが肝が座っている人物です。竹原社長は、Jリーグサガン鳥栖の竹原稔社長の息子さんでいらっしゃいます。

この先、竹原社長も、バルーナーズという組織・スタッフの方々も、どう成長していくのか楽しみです。

佐賀新聞社表敬訪問&取材

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佐賀新聞社の中尾社長にご挨拶し、取材していただきました。

佐賀新聞は佐賀県で圧倒的なシェアを誇り、MOTEMOTEさがというフリーマガジンを佐賀市全域の10万世帯に発行されています。佐賀県の人口が80万人で、佐賀市が24万人ですから、10万世帯に配布しているというのはとてつもない規模です。こういったメディアの手厚いサポートもいただいている、ありがたいことです。

新規プロジェクト

そして朝刊で掲載いただきました。ありがとうございます!(掲載許諾済)

佐賀県バスケットボール協会へ

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次は佐賀県バスケットボール協会へ。
地元出身で、大分ヒートデビルズ・新潟アルビレックスBB・秋田ノーザンハピネッツで活躍された水町亮介さんも、アカデミーコーチ兼アカデミーディベロップメントディレクターとして佐賀県に帰ってきました。佐賀のバスケットボール関係者が、一丸となりバルーナーズを応援する体制は整いつつあります。

新設アリーナ関係者のみなさまに、講演とディスカッション

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まだまだいきます。2023年完成予定のSAGAアリーナ関係者のみなさまに、アリーナ・街づくり・そしてクラブの関わりについて講演とディスカッション。クラブのコンテンツとしての価値は伝わったと思います!!

国民体育大会、いわゆる「国体」の名称が、国民スポーツ大会「国スポ」となります。(2023年から2024年に変更の可能性あり)

その、最初の開催地が佐賀県になる予定なのです。佐賀県は本気で国スポを大成功させようということで、SAGAサンライズパーク(佐賀県総合運動場等があるエリア)の再整備を進めています。

そこに新設されるのが、バルーナーズの新本拠地ともなる予定のSAGAアリーナ。席数は8,400席、ラグジュアリー完備、駅から徒歩15分、観るアリーナとして日本最大級の「夢のアリーナ」です。既に着工し、2023年を目途に竣工予定です。

佐賀県・佐賀市は、スポーツを中心にしてこの付近のエリアマネジメントも行い、さらにSAGAスポーツピラミッド(SSP)構想として、スポーツ文化(する・育てる・観る・支える)を拡大し、好循環を確立するため、「佐賀さいこうビジョン」に基づき、さまざまなプロジェクトを推進していくとのことです。

"オール佐賀"の中にスポーツがきちんと存在し、県全体を巻き込みながら成長していく。本当に素晴らしいです。

佐賀県庁へ表敬訪問

講演は県庁で行われましたが、そのまま佐賀県の山口県知事にご挨拶。

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佐賀さいこう!ポーズ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、高校年代の各種大会が中止となりました。その代替大会で、「佐賀の子供たちが、次の一歩を踏み出すためのけじめの大会」として、SSP杯を全国に先駆けて行ったのが佐賀県です。

山口知事からは「スポーツで佐賀を変えていくのだ」という強いリーダーシップを感じました。ユーモアもあるし、人心掌握力がすごい方です。スポーツ分野以外でも、数多くの慣例主義を打ち破る施策を行っておられます。私はすっかり山口知事のファンになってしまいました。

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佐賀県庁ではこんなおもてなしも。本当にありがたいことです。

佐賀市役所へ表敬訪問

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さらに佐賀市役所へ。秀島市長にもご挨拶させていただきました。

佐賀市では、プロスポーツ支援事業を決定し、県と協力して全力でスポーツを通じた街づくりを推進していくとのことです。

県だけでなく、市もスポーツに対して大きな支援を行っていただきます。行政の支援体制は群を抜いている印象ですね。

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最後に、バルーナーズのスポンサー様、スポンサー候補の企業様に対して講演。クラブがこの地にあることの意義を社会的意義と経済的意義をお伝えしました。

よし、みんなでバルーナーズを、佐賀を支えていこう!」という気運づくりに努めました!結果は分かりませんが、一社でも多くの地元企業が応援してくれることを願っています。素晴らしいアリーナが建設されていますから、あとは売り上げと集客を、地元に愛されながら作っていって欲しいです。

バルーナーズはまだまだ生まれたてのクラブですし、昨シーズンが中断した段階での順位でB3からB2に昇格したクラブです。B2ではさらに厳しい戦いが続きますから、実力はこれからつけなくてはなりませんが、勝負運はあるのだと思います。

スタッフのやる気、建設中のアリーナ、地元の機運、県、市、バスケ協会の応援体制はたくましく、素地は素晴らしい。ファン・ブースターのみなさま、地元のみなさまでこの芽をしっかり育んでほしいです。リーグとしてももちろん応援していきます!

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