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Bリーグチェアマンクラブ訪問その23 長崎ヴェルカ

2021-22シーズンからB3リーグに参入する、長崎ヴェルカに訪問してきました!

これから参入まで1年半くらいかけて準備することになるわけですが、後述する「長崎スタジアムシティプロジェクト」において、ヴェルカはJリーグV・ファーレン長崎とともに地域創生の目玉になると言えます。長崎にはサッカーだけではなく、バスケもあるぞ!ということで県内行政、メディアの機運情勢のための視察でした。写真満載でおおくりします!

稲佐山からアリーナ建設予定地を確認

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まず、親会社であるジャパネットホールディングスが稲佐山公園・長崎ロープウェイの指定管理者となったということで、稲佐山頂上にロープウェイで行ってきました。

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長崎の街が一望できる新三代夜景スポットは昼でも絶景。

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美味しいハンバーガーをいただきました!

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今後は、このお土産屋さんでも長崎ヴェルカのグッズを販売するかもしれません。

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販売しているドロップがどれも長崎!という感じ。

この日の長崎は雪が降るほど寒かったのですが、うっかりコートなしで行ってしまいました……そんな私に伊藤拓摩GMがダウンを貸してくれました。助かりました。命の恩人です……(笑)

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稲佐山の頂上からアリーナ建設予定地を見下ろします。また、稲佐山では大規模野外ライブも可能で、福山雅治さんのライブなどが予定されています。

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長崎にしっぽが曲がった猫が多いのは、過去オランダとの交流があった関係だと言われています。(しっぽが曲がった猫は元々外来種)
しっぽが曲がっている猫も曲がってない猫も、野良猫がとにかくたくさんいます。思わずパシャリ。

長崎スタジアムシティプロジェクト

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続いて長崎駅前の「長崎スタジアムシティプロジェクト」開発地を視察。長崎駅から徒歩10分くらいの便利な場所に、7万平方メートルの敷地を用意し、アリーナ、スタジアム、商業施設、ホテル、オフィスなどを建設するという計画です。

その中にヴェルカのホームとなるアリーナ(5,000人から6,000人収容可能になる予定)と、V・ファーレン長崎のホームとなるスタジアムがあるというわけです。2024年の完成予定ということで、まだ少し先ですが本当に楽しみ。

スポーツ・エンタメ・観光が連動して地域を盛り上げたい!ということはどのBクラブも意識しているでしょうが、ここまで街づくりに大きく関与しているというのは唯一無二の存在と言っていいでしょう。規模がめちゃくちゃ大きいです。

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次はV.ファーレンのグッズ販売店へ。

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サポートしていただいている企業が所在地別になっています。これも地域一丸という雰囲気が出ますし良いですね。

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2階がミーティングスペース兼プロジェクトのホテルはこうなりますよ、というモデルルームになっています。ホテルはスタジアム横に建設されるので、ホテルの部屋から試合観戦も可能とのこと。

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これがあっという間にモデルルームからミーティングルームに変化し、ヴェルカの岩下社長、滋賀から来た事業責任者の西村さん、伊藤GMとそのままスポンサー商品についてなど営業戦略についての打ち合わせへ。

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まだクラブスタッフは少ないですが、新人スタッフからの質問に答えるプチ勉強会を開催。ファンクラブ会員をどうやって増やしたらいいかや、仕事のスタンスなどなど。短い時間でしたが熱心に話を聞いてくれました。

トランスコスモススタジアム長崎へ

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この日の夜はトランスコスモススタジアム長崎へ。V・ファーレン長崎は是が非でも勝利し、J1昇格の望みを繋げたいという一戦でした。

スタジアムではジャパネットたかたの高田旭人代表と打ち合わせ、V・ファーレン長崎の高田春菜社長ともお会いし、創業者の高田明さんにもご挨拶できました。

実は2年半ほど前、FC東京対V・ファーレン長崎の試合を視察した際にご挨拶したことがあったんです。クラブ経営の何かの参考になればと、僭越ながら著書「千葉ジェッツの奇跡」とお手紙をお送りしました。しっかり読んでくれたとのことで、感想をいただき嬉しかったです。

高田明さんの「サッカーには夢がある!」というフレーズは有名ですが、バスケも含めスポーツには本当に夢があります。理念を持って、関わってくれている人たちを幸せにすることが「夢」に繋がるわけです。

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スタジアムは大切な一戦ということでピリピリムード。素晴らしいゴールで先制しましたが、残念ながら後半同点に追い付かれて昇格の夢は絶たれる。悔しい……

試合は残念でしたが、こういう"勝たなきゃいけない試合で勝つ"のは本当に難しい。すぐに切り替えることは難しいかもしれませんが、クラブの歴史は続いていきます。V・ファーレンはこれからもヴェルカとともに長崎を盛り上げていってほしいです。

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中華街のそばのホテルだったので、せっかくなので長崎といえば、ちゃんぽんをいただく。やはりうまいですよ。

中村長崎県知事に表敬訪問

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翌日、長崎県の中村知事に表敬訪問。

「黒船来航」「長崎のように、リーグ参入時からこの大規模というのは日本中どこにもない」「 日本のスポーツにおける地方創生の試金石になると多くの方が見ているし、私もそのように見ている」「ヴェルカは将来日本一になる可能性のあるクラブ」……

いろいろ申し上げましたが、長崎でそれだけのビッグプロジェクトが進行しているということなんです。知事にはスポーツを支えることの意味意義をしっかり訴えさせていただきました。

この表敬訪問に5つくらいある長崎在県メディア全てが取材に来ていただきましたが、今までのチェアマン訪問で一番の数と熱量でした。メディアの注目度も非常に高い、ということだと思います。

ヴェルカは本当に革命的なクラブになり得ます。リーグとしても個人としても全面的に応援しています。クラブも今回の訪問内容を喜んでくれましたし、非常によい出張でした。

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帰り際に空港のお寿司屋さんでランチ。大将にもヴェルカのTシャツを持っていただきました。

ヴェルカのファンクラブにはすでに1500人の会員がいて、5000人を目指しています。まだリーグに参入していない、所属選手も1人も発表されていないクラブのファンクラブに、ですよ。

ゼロからクラブを作っていくという歴史に参加できるというのがヴェルカのファンクラブの特徴です。エンブレムやユニフォームデザインの投票権を得られたり、イベントの発案や参加権も得られる。もちろん会員証や大将に持ってもらったTシャツ、パスケースももらえます。

……急に宣伝っぽくなりましたが(笑)他クラブのブースターの方や、他のスポーツのファンの方々にもぜひ注目していただきたいです。ファンクラブ入会はこちらから

ヴェルカは経営陣も経験豊富です。ジャパネットグループで要職についていた岩下社長、滋賀レイクスターズの前社長の西村さん、アルバルク東京でも実績ある伊藤GMという3人。

理念を持った親会社がいて、地方スポーツクラブの1つの成功例であるV・ファーレン長崎と連携でき、観光名所があり、食もあり、ビッグなアリーナとビッグスタジアムが一気に出来上がる……凄まじいとしか言いようがありませんよね。

長崎から何かを起こす可能性に大いに期待してます。長崎県民のみなさん、ぜひ応援よろしくお願いします!

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