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Bリーグチェアマンクラブ訪問その28 山口ペイトリオッツ

今回のクラブ訪問は山口ペイトリオッツ。2020年8月に設立され、2021-2022シーズンの参入を目指してB3リーグ加入申請中のクラブです。

立ち上がったばかりのクラブということで、びっちりなスケジュールで訪問してきました。少しでも応援になればと思います!
スケジュールをなぞりながら、長州藩・幕末の志士から命名されたペイトリオッツについてご紹介していきます。

山口ペイトリオッツの現在

ベンチャー企業が立ち上がったような状態、とでも言いましょうか。B3参入に向けて準備をしているペイトリオッツですが、クラブから財界・行政への機運情勢を要請されての出張でした。

ペイトリオッツの成田俊彦代表は、所沢ブロンコス(現さいたまブロンコス)を設立された方。山口県にプロバスケチームを!という声に応え、斎藤さんという女性スタッフとともに、再びバスケットの世界に関わることを決断されました。

Bクラブの成り立ちとしても、地元出身であったり何かしら縁がある方が尽力されて……というパターンは多くありますが、まったく見知らぬ土地にやってきて、ゼロからクラブを立ち上げるというのは並大抵のことではありません。財政面だって大変ですし、まさに利他の心ですよ。

ブロンコス時代のスポンサー企業が山口にいらっしゃったという繋がりはあったようですが、それでもクラブ立ち上げの苦労を買って出たということで、地元の方々からは「成田さんは地元人材にバトンを渡すまで、私心なくやってくれる」と支持をいただいています。

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さて、それでは山口訪問を振り返ります。
まず空港で成田社長にお出迎えいただきました。このようにお出迎えいただいたのは初めて。メディアも含めお待ちいただいていて、一般の方々には芸能人でも来るのかと思われて注目されていたようでしたが、私が姿を現すと誰だお前みたいな感じだったかもしれません(笑)

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JAL山口支店さんのオフィスへ。地域を元気にしてくれるスポーツクラブを応援したいと言っていただけました。アウェイチームのファン・ブースターに多く来場いただけることも期待いただいています。

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空港から10分で市内に出られます。1つの大きな都市に依存するのではなく、人口15万~20万の都市がいくつもあるのが山口県です。これはある意味面白いところですし、アウェイチームのお客様にとっても観戦・観光がコンパクトでよいのではないでしょうか。

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こちらが事務所。ようやく机と椅子を置きましたというところ。クラブ立ち上げのワクワク感が半端じゃないです。個人的に、四畳半の部屋で20代で起業した頃を思い出しました。

篠﨑圭二宇部市長、射場博義宇部市議会議長とリモート面談させていただきました。これまでのクラブ訪問では直接お伺いさせていただいていましたが、緊急事態宣言中ということもあり、初のリモート表敬訪問。

メディアにも入っていただいて少し見た目がシュールな状況ですが、支援のお願いをしっかりお聞きいただきました。メディアも熱量が高くて非常にありがたいです。

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宇部興産株式会社 野嶋正彦常務とリモートでのご挨拶。ペイトリオッツのホームが宇部ということで、スポンサードも前向きに検討していただいています。地元の大きな企業が支援してくれるというのは影響力という意味でも大きく、こちらも本当にありがたいです。


ここからは対面。写真がないのですが富士商株式会社 藤田敏彦代表を訪問。


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そしてJAバンク山口 松本隆志代表理事を訪問。山口県バスケットボール協会の理事でもあり、レフェリーも務められています。(B1のリーグ戦でも笛を吹かれてました)非常に心強いです。

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夜は山口県バスケットボール協会 山根専務理事にご挨拶。「山口県にプロバスケチームができるのは夢。感無量」と言っていただきました。

多くの人たちの期待を乗せ、ペイトリオッツは動き始めています。協会・財界・行政含めての機運の高まりを感じることができ、とても良い出張になりました。

山口のプロスポーツチームはすでにJリーグのレノファ山口があり、ペイトリオッツが2例目となります。レノファとともに地域の方々に愛されるクラブとなってくれることを期待しています。山口のみなさん、ペイトリオッツをよろしくお願いします!

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