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ライジングゼファー福岡 経営方針発表会を終えて

本日2020年1月27日、ライジングゼファー福岡の経営方針発表会を行いました。150名を超える参加者の前で、経営に関する中長期計画や新たな経営理念を発表することができ、ひとまずホッとしています。

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ライジングゼファーの現状

昨年11月、ライジングゼファー福岡のクラブ経営アドバイザーに就任してから、関係者にヒアリングすると共に、12月7日・8日のホームゲームを視察し、ブースターミーティングに参加。チーム状況も厳しい中でしたが、お越しいただいた熱いブースターの方々と直接お話でき、有意義な時間を過ごせました。

今のライジングゼファーは、自分が千葉ジェッツに関わり始めたころと似ているところがあると感じていました。みんな精一杯努力しているのに、その努力がなかなか結果に結びつかない。そういうチグハグになっている部分を組み立て直し、良い循環が生まれる状態にするのが私の仕事です。

私は以前福岡に住んでいたことがありますので、福岡という土地のポテンシャルの高さは肌で理解しています。福岡は市町村別の人口ランキング5位、都道府県別のGDP9位、バスケットボール競技者登録数8位など、欲しい数字は軒並み10位以内。にもかかわらず、チーム成績でいえば30位台。クラブ売上高でいえば20位台なのです。

もちろん、人がたくさんいてお金が動いている大都市だからスポーツクラブも成功する、という簡単な話ではありません。福岡と比較して小さな都市でも、観客数を増やし、売上高を伸ばしているクラブはあります。
しかし、福岡は先日のバスケットボール全国高校選手権(ウインターカップ)で史上初の県勢決勝が実現するなど、中高年代のバスケ熱は相当のものがあり、"バスケ王国福岡"の熱がBリーグまで伝わってきていないという現状をこのままにしていいわけがないのです。ライジングゼファーを、福岡のクラブとして誇れる規模にまで大きくする。これはクラブにとって義務や責任に近い目標です。

真の"オール福岡"実現へ向けて

バスケ王国福岡の威信にかけて、オール福岡で日本一になる」これが新たな経営理念です。さらに"福岡プライド"という合言葉を設定しましたが、威勢のいい言葉だけで終わらないよう、しっかりと地に足をつけて前進していかなくてはいけません。

前述したように、福岡という土地には大きなポテンシャルがあります。しっかりとやるべきことをやり、ステークホルダーが一丸となり、福岡にとってなくてはならない存在になる。そのために何をすればいいのか? いま何をするべきなのか? 常に貪欲に、問いかけ続けます。

アドバイザー就任にあたり、ライジングゼファー発足以来の様々な関係者にヒアリングを重ねてきました。今までのクラブ経営で誰が悪かったという犯人探しをしたいわけではありません。過去に学び、未来に活かすためです。もちろんクラブ経営において良かった部分もたくさんありました。そこは今後も活かしていくべきです。
大きく変えなければいけないと感じたのは、信頼を得ること。言葉だけでなく、行動で示す。行動だけでなく、説明を尽くす。マンパワーが足りていなかったり、様々な要因で得られなかった信頼を取り戻していくことが真の"オール福岡"実現に向けて欠かせないことです。

オーナーが頻繁に変わってしまう今までの体制から、地元経済界中心の安定した体制へ。地元企業に株主となっていただき、地元出身経営者が長期的に運営していくことで、その姿勢を示す。
そして、会社の方向性をしっかりと定め、安定した財務基盤を築き、チーム理念に基づいた文化を浸透させていきます。

ライジングゼファーが達さねばいけない目標

まずクラブとして目指さなければいけない具体的目標は、B2リーグで昇格争いに絡む目安となる売上高4億5千万円(現状からプラス1億5千万円)です。その次に、B1リーグ定着の目安となる売上高6億円が目標となります。

それぞれ今季売上見込みの1.5倍、2倍と簡単な数字ではありませんが、売上高を伸ばすことでチーム人件費を増やすことができ、それがそのままチーム成績に繋がる傾向があるのがいまのBリーグ。もちろん現場の選手・コーチ陣は最大限努力していますが、相手チームも当然同じだけの努力をして挑んでくるわけで、クラブの経営努力によって差をつける(または差を詰める)ことが必要です。

こういった売上高目標を2020-2021シーズン(来シーズン)、2021-22シーズン(2シーズン後)で達成し、2022-2023シーズン(3シーズン後)にはB1で戦う。そして2024-2025シーズンからB1優勝争いに参戦していくというのが現在の計画です。何度も言いますが、簡単な話ではありません。ですが、現在の経営陣も私も"できる"と思っているからの目標です。

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メインのホームアリーナである照葉周辺も、今後急速に開発・発展していきます。ライジングゼファーも同様に発展し、日本バスケ界のトップに近づけると信じています。必ず良い結果を出しますので、ライジングブースターのみなさん、共に戦ってください。よろしくお願いします。

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Bリーグ チェアマン、日本バスケットボール協会副会長。バスケットボールで日本を元気にします。

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