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異次元の視点だから辿り着ける境地

その若さで何故にその境地達したのだろうか。だからこそ誰も見たことのない景色を見れたのでしょうが。目の前に目指したい世界があるならば、難易度高しですが、こんな観点で向き合うという選択肢もあるという4つの事例をご紹介したいと思います。

「最近こんなことを思う。人は負荷がかかればかかるほど、身軽になるんじゃないかって。どこまでも自由に立ち向かって行ける気がする」。昨夏にスケートボードの二刀流に挑戦した東京五輪後、SNSに綴ったのが北京オリンピックで金メダルを掴み取った平野歩夢選手。

ただ勝つだけでなく、誰にも出来ない世界に辿り着くためにチャレンジしているんでしょうし、この境地まで到達すると逆に解放されるのかもしれません。もう凡人にはわかりませんね。私の地元、新潟県村上市出身です笑 あらためて、金メダル🥇おめでとうございます!!

続いて北京オリンピックで演技を終えた後、会見で4回転アクセルについて触れた羽生は、「今まで4回転半を跳びたいと目指していた理由は、僕の心の中にいる9歳の自分がいて、あいつが『跳べ!』ってずっと言ってた」と、その原動力について“9歳の自分”だと話しています。

そんな単純な話ではないですが、金メダルを獲りにいくためには大技が必要と考えたのかもしれません。勝ちに行くなら別の選択肢があったかもしれません。前人未到のオリンピック3連覇のためのチャレンジなのか、それ以上に大切なものとして設定したのか。いずれにしても対峙している相手がライバルではなく9才の自分とは何とも凄すぎます。

昨シーズン、メジャーリーグで満票でMVPに輝いた大谷翔平選手が高校一年時、原田メソッドを採用してまとめたマンダラチャート(OW64)。中心のドラフトで8球団から1位指名を獲得するという目標に対して何に取り組むかということをまとめていたものです。何が凄いかって人間性と運を高校1年生で重要性を認識していること。今でも凄い選手ですが、謙虚に立ち振る舞う姿はこのあたりから培われたものでしょう。

オープンウインドウ64

最後に、イチロー選手。小久保日本代表前監督が、プロ3年目(1996年)に球宴に出場した際に、前年に本塁打王を取り、モチベーションの持ち方に難しさを感じていたこともあり、ともに球宴に出場して3年連続首位打者であるイチローに『モチベーションが下がったことないの?』と聞くと『小久保さんは数字を残すために野球やっているんですか?』と言われたそうです。『僕は心の中に磨き上げたい石がある。それを野球を通じて輝かしたい』と。小久保氏はなんて恥ずかしい質問をしたのかと顔が赤くなったそうです。

この時、イチロー選手の御年22才。まさに野球道を追求する若きスーパースター。野球、バットを振ることは手段で目的は人間性を高めること。もはや凡人には想像の域を超えています。

4人のスーパースターの発言、行動、考え方から学ばせていただくことが多い。とくにこのブログを読んだ若者の刺激になれば嬉しいです。

The best time to plant a tree is twenty years ago. The second best time is now. やるなら今ですね。



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