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向き合い方ひとつで雲泥の差

名前は覚えていないけど、ある雑誌で読んだ話。例えば目上の人がコートをあげる時、「これあげる」だと目下の人が遠慮して「いやいや」となるが、「これ着てくれるかな?」と言われちゃうと「いいんですか、私なんかに」と言いつつも気持ちよく有難くいただけるもの。

田中角栄氏は、人たらし、人身掌握の天才と言われていました。ちょっと例え話がえげつないですが、お金を配るにしても、頭を下げて配らなくてはならない、あげてやるというような配り方では死に金になると言っています。かなり、深い。

また、何かを教えてもらいたい時も、何も勉強せずに調べもせずに漠然と「教えていただけますか?」これは丸投げで、相手方は「俺は暇じゃないし」と断るでしょう。「ここまでやってみたけどうまくいかない、どうしたらよいでしょうか。」これなら気持ちよく知恵を授けてくれるものです。これは私もよく遭遇するシーンです。つまり、本気かどうか、このあたりは本気か否かの分水嶺かなと思っています。私も人間です、適当にも真剣にも向き合いが変わります。

ものをあげるにしても、お金を配るにしても、教えを被るにしても言い方、向き合い方ひとつで相手方の反応は全く異なります。つまり、自分の成長、実績にも影響することになります。何らかの結果を出したいのならば、相手方の立場になって向き合うことがいかに重要かがわかりますね。想像力の源は優しさかなと思います。

ちょっとした気配り、配慮が人たらしの源泉なるのだろうと思います。どうせ何かをやるのであればを単にやる、ではなく他者目線を意識して行動したいものです。


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