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白井健康
2019年3月14日 22:39
詰所と宿舎を往復するバイクが無免許、アクセルが切り裂く快感にアメリカは、と。カーブするのって、牧草地のたまてばこだってこと右手しか配列されてない。詩歌だって隙間を埋められたがっているんだし、かくかくの保定枠が暴れだした。仕方なく放してやったのがいけなかった。縫合のあと武蔵境まですぐに帰らなかったわけで、飛行機の窓や座席の見取り図は切れ切れの記憶のよう、壁があるかないかのところで削ぎ落す。時計台
2019年3月6日 21:48
詰所と宿舎を往復するバイクが無免許アクセルを、切り裂く快感にアメリカは、とカーブは牧草地のたまてばこへ、知らない保定枠は軽く、暴れたりして仕方なかった縫合のあと武蔵境まで一気に帰らなかったわけで飛行機の中の窓や座席の記憶だけが軽い壁があるかないかの違いだけで削ぎ落とした時計台は改装工事中で窓二重で、北国ならではと新鮮だ抜糸は江島さんにしてもらった体温を足指にかざせば崇教真光好
2019年3月4日 23:41
うたをおもうままにおおもわないことと、し喩はさくいにみちてゆれるいぜんのときめ、き自傷は自慰の熱量を横たえて黙りこ、む発語しない音をわりきれなくなるまでわりつづ、け板戸から漏れでるあまりを響かせて放つ、と閾値を超えた人生ってさそわれて支えきれない液体のなかでみるせかいの最後の日のつぎの日の芽吹きのあおはあおでないとおしえられおしえつたえる反芻に泣いたみちるものはいつもむずがゆくす
2019年3月3日 16:04
春先から すうじつの雨をすきとおるように過ごせばそらの余白がみえる時計はお腹のあたりでゆっくりになりすこし休まった気がしたあなたが在、不在を確認するかのように窓を開ければ詩はひかりのまま主語を欠落させた庭のまんなかあたりで巡り会う音楽の手触りを鼻歌交じりにうたいながら運ばれていく雨水の音を重ねつつみらいまでいのちを運ぶからだを椅子に落とした病んでゆく臓器の心地よさをあたためつつ外気に