見出し画像

高い楽器はいい音がするのか?

 度々話題になりその度炎上気味になるこの話、私は何度も見かけてきたからこの話題飽きたな〜思ってました。
 まず、大事なのは自分なりの答えを持つことなんじゃないだろうか?誰かの答えではなく本当に価値があるのは自分の答えで、その答えを日々疑いながら、確かめながら真実を探していくべきだろう。あくまで自分の中での真実という意味だが…  

 私の答えはもう既に出ている。

高い楽器が良い音、クォリティ、良い状態、ブランドの魅力を保証するとは限らない。有名な輸入代理店だろうが保証はない。値段が高い楽器の中にはたまたま良い楽器があるだけ。値段が安い楽器の中にたまたま良い楽器があるだけ。

 いやもうこれです。

 値段ではない。値段で選んではいない。値段が高い楽器は性能が優れてると思うから買うなんてことは絶対に俺はない。カールトンプソンやビンテージのフェンダーを俺は欲しいとは思わないし、AJのアレは全く必要ない。欲しい楽器がまたまた高いだけ。投資みたいな資産として楽器を買う人には別だろうけど、そうゆう人は楽器の良い悪いとかあんま関係なさそうよね。

 あとは経験だな。値段は高いのに良いブランドと言われてるのに、ビンテージなのに良くない楽器を買ったそんな経験はあるかね?

 楽器屋に売ってる楽器にはダメなやつ、見た目が良くても合わないやつがいっぱいある。一流店から田舎の小さな楽器店まで分け隔てなくあるんだよ残念な楽器が。見抜くのは痛みを知る人間でないと難しい。一流の専門店にもアレなやつはあって、当然店員は把握してることが多い。把握してないこともある…

 楽器選びにおいて大事なことは何か?この哲学を自分なりに持ち、ある程度経験を積めば自ずと答えが出てくる。他人の価値観をとやかく言うこと必要はないし、それに何の意味もない。価値観は経験した自分だけしか持ち得ないのだ。

 音、チューニング安定感、感触、ボディバランス、値段、ブランド、見た目どれを求めてるのか?

 よく自分の価値観を考えることが大事だ。音が良ければ造りが超雑でもよいのか?音が良ければネックが弱くてもいいのか?ネックは反らないけど音が超硬いがよろしいか?ネックとボディバランス最悪だけど音めっちゃいいが。見た目バランスはいいけど音だけが微妙。チューニング合わないデッドスポット多数でもいい音。トラスロッド余裕なし、音最悪、でも伝説のルシアー制作の超高価モデル。見た目は好きじゃないが全て完璧な楽器。

どれがハズレで、どれが当たりか?
どこまで許せるか?何を求めてるのか?

あなたにとって良い音とは?
(ちなみに画像のベースは私が買った中でトップクラスに最悪な高価な楽器)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?