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外見・見かけのよさと中身・実質を兼ね備えたい

(書き下し文)
子(し)曰(いわ)く、質(しつ)、文(ぶん)に勝(か)てば則(すなわ)ち野(や)なり。文(ぶん)、質(しつ)に勝(か)てば則(すなわ)ち史(し)なり。文質(ぶんしつ)彬彬(ひんぴん)として、然(しか)る後(のち)に君(くん)子(し)なり。

(現代語訳)
孔子様がおっしゃるよう、「木地が飾りに勝つといなか者じみるし、飾りが木地に勝つと外交官式になる。木地と飾りがほどよくそろったところが、ほんとうの君子というものぞ。」

(学び)
ここにおいても中庸という考え方が必要である。
何事においても、常にバランスが必要であり、それは自分の事をしっかりと観察・実感していないと難しい。
何かに偏り過ぎてもいけないし、何かが少なすぎるのも良くない。
だけど、徳川家康は遺訓で「及ばざるは過ぎたるよりまされり。」と言っている。つまり、何かやり過ぎるよりは何かが足りないというくらいが優れているという事ですね。

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