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田舎の小さな、花火大会

お盆休みということもあり、奈良の実家に帰省していました。

墓参りやら、親戚に会ったりやら、何だかんだ忙しくしていましたが、すぐ隣の村で花火があると聞き、急遽家族で行くことに。

花火の打ち上げ場所に近づくに連れ、徐々に人が増えていきます。

暗闇を歩く中で、昔町内で行われていた夏祭りのことを思い出していました。

予算上の関係で今は中止になってしまいましたが、子どものときの自分にとってはそれはすごく楽しみな、"大きい"お祭りでした。

舞台上で行われていたヒーローショーでは、毎回お決まりの、子どもを何人か選んで舞台に連れて行くという演出があり、本気で泣き喚いて逃げていた、という話を母から聞きました。

今もまだその夏祭りが続いていたとしたら、大人になったみんなが久しぶりに祭りに行って、偶然同級生と再開、、、なんていうこともあったのかなあなんていう妄想が頭によぎります。


そのとき、パァンという大きな音が夜空に響き渡りました。

花火が始まります。

打ち上げ場所のすぐ近くで、それなりに人だかりはできていましたが、十分なスペースがある場所で花火を見ることができました。

前半の盛り上がり、中盤の盛り上がり、終盤の盛り上がり
王道の花火と、変わり種の花火

数は恐らく全体でも数百、時間にして15分という、規模の小さいものでしたが、十分満足のできる花火大会でした。

テレビのニュースを見ていると、有名な花火大会では足の踏み場もないぐらい人で溢れています。

田舎の小規模な花火を特等席で見る、というのもなかなか趣があっていいな

と、暗闇の中を歩きながら思いました。

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