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登校直前の学校行きたくない病、再び発症

今朝も登校直前に学校行きたくない病を発症したカイ。
毎日毎日、私がカイの学校行きたくない病に対応するので、夫はどうしたらカイの気分が変わるのかを知らない。
ただひたすら玄関先で「はい、行くよ」を繰り返すのみ。
そんな声掛けだけで行くんだったら苦労しない。
とりあず、毎日の私の苦しみを味わうがよい、と思い夫に一任し放っておき、身支度を整える。どうせ、私がまた学校に送ることになるだろうから。

そろそろ、限界のようだ。カイの相手をした時間、たった30分。
まぁ、長い方でしょう。バトンタッチし、夫は出社した。

さて、体調不良でもなく気分不良による学校行きたくない日は
スマホ、スイッチはNGのルールにしている。見てよいのは漫画と本のみ。

これは実は作戦でもある。
動画より静止画を見ている方がカイの気持ちの落ち着き具合が格段に違う。無言で漫画を読むと、とても集中するし潮が引くように気持ちがさーっと
落ち着くようだ。一目瞭然。分かりやすい。

布団の上で漫画を一通り読み終わると、カイはゴロゴロし始め、緩やかに動きがとまった。

やばい!寝ちゃう!!!!

遅刻登校するときは中休みを狙って登校するようにしている。
学校に着いたとたん、校庭で遊ぶ友達の中にすぐに入っていけて気持ちの切り替えが簡単だからだ。

しかし、今日はその作戦が裏面に出た。
今朝はカイは5時半に起きてサッカーの自主練に行っていた。
疲れていたのだ。

カイを起こす意味も込めて、カイの好きな「ブリンババンバンボーン」をアレクサで大音量で流すと、起きた!
完全に起こすために、5,6回は2人で大合唱しただろうか。
どんどん闘志がみなぎったところで、「さあ、学校行くぞ!」と2人で出かけた。

学校に着くと、支援級の子達がみんな声をかけてくれる。
「先生!カイが来た!」「おい、遅かったじゃないか、外行くぞ」などなど。支援級の友達は本当にあたたかい。ありがたい限りだ。

教室に入り、担任の先生に最近登校直前に行きたくなくなるらしいと話すと、
先生:「あ~、それはね、きっと待ち時間が長くて気持ちが萎えちゃうんだと思う」
私:「・・・・!!!実は私もそうかと思ってました!!!」
先生:「でしょ?カイさんはね、待ち時間が長いとだめなのよ」
私:「私が準備がギリギリになるのが嫌だから、どんどん何でも前倒しにしてしまって、それが良くないのかな?」
先生:「多分、そうよ。カイさんはね、何でもギリギリでやって、その流れで、行ってらっしゃーいって背中を押されて、あれあれ?ってよく分からないまま出かけるというパターンが合ってると思う」
私:「うーーーーむ、うすうす分かってはいたけど、毎日ギリギリはいやなんだよな・・・、でも行きたくなくなる理由は確かに先生の言う通り」

支援級の担任の先生、さすがである。よくカイを見てくださっている。
人を見抜く力が凄い。先生としての力量がハンパない。
この担任の先生は観察力、洞察力、共感力、行動力がずば抜けている。

私見だが、支援級の先生はスキルが高い人じゃないと務まらないと思う。
そうでないと、保護者から信頼されない。
なので長年支援級の先生をやっている先生は能力がとてつもなく高い人が多いと思う。

ひとしきり朝の課題について話した後は、今のカイの学習の状況を事細かに教えてくれる。
私は在宅勤務だが、一応会社員で時間の縛りがあるという事は知っていると思うが・・・、先生はとにかく、カイの状況を私に伝えたいのだ!という熱量が伝わってきて、時間が気になりつつも全部聞く。
でも、私に不満はない。カイの学習についての方針は先生と一致しているし、私もカイの状況を知りたいから。

さてさて、私の課題。
毎朝、準備がギリギリで家を出るという事はさせたくない。
余裕をもって準備をさせて、かつ、カイを飽きさせず、萎えさえないためにはどうしたらよいか???
課題である。。。。。




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