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もう、まだ、ようやく。

もう、10年。

まだ、10年。

ようやく、10年。


「もう」も「まだ」も「ようやく」も、私の中には全部ある。

小学生の頃にJヴィレッジで試合をしたことは懐かしい過去の記憶だけれど、次に見たJヴィレッジの変わり果てた姿は昨日のことのように鮮明に記憶に残っている。大学生になって、福島のことを月に一回伝えるイベントを東京で開催し続けて、福島の有機農家さんとの出会いを通して「作り手の顔の見える豊かさ」を知り、生産者の顔を見せて電気を販売する会社で働いている。

さまざまな出会いを通して、いろんな話を聞く機会があって、その度に考えさせられる中で、「もう」と思うこともあれば、「まだ」と思うこともあって、「ようやく」と思うこともたくさんあった。

そうやって過ごしてきた日々があって、こうしてエネルギーの会社で働いていることの意味を改めて考えさせられるのが3月11日。

エネルギー業界で働き始めて3年目。
毎日のように、もう、まだ、ようやくを繰り返しながら過ごしている。




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