見出し画像

DCappellaコンサートでの学び

先日、大好きなDCappellaのコンサートに行ってきました。
このコンサートでの学びをここに記録していきます。

1.DCappellaと私

まず、私がDCappellaを知った経緯等をまとめていきます。

~DCappellaについて~
DCappellaは「ディズニー初のアカペラグループ」として世界各地からオーディションで選ばれたメンバーで構成されます。
バックグラウンドは様々ですが、一人一人が音楽の第一線で活躍している人たちです。

~DCappellaとの出会い~
私がDCappellaを知ったのは2019年、
たまたまYouTubeでこの動画を見つけたのがきっかけでした。

https://youtu.be/vGG62umYgvg

当時映画版アラジンが公開されたばかりでこの曲が人気を集めており、例に漏れず私もハマっていたところにこれです。
私の興奮といったらありゃぁしません。
他の動画も見漁って、楽譜も買って楽しませていただきました。
私は、アマチュアミュージカルの劇団に所属してディズニー作品を扱ってきたこともあり、以来聴き続けてきました。
合唱人の血が騒いで、DCappellaの曲を自分たちでも歌って発表しようとしたこともあります。
※コロナ禍で叶いませんでしたが…
とにかく、1本の動画をきっかけに、私はDCappellaの沼にハマっていったのでした。

2.DCappellaコンサートへGO!


先日、憧れのDCappellaさんのコンサートに行ってきました。
と言っても、チケットを予約したのは何と前日!
仕事やら家のことやら、日常に追われてコンサートの存在をすっかり忘れていました。
そんな時ふと目に止まったのが、昔買ったDCappellaの楽譜でした。

そういえば今度DCappellaのコンサートあるやん。てか明日やん!
でもさすがに売り切れとるやろ。。。

と思いましたが、
調べてみると、チケットめっちゃ余ってたのです!!
これは行くしかない!
となって翌日ホールへGO!


3.コンサートでの学び


今回のコンサートで学んだことをギュギュッとまとめると、以下の3点。
①本気で楽しんでるやつしか勝たん
②やっぱり基礎技術が命
③余裕と安定感

順にまとめていきます。

①本気で楽しんでるやつしか勝たん
登場から、とにかく楽しそうに明るく歌い上げる姿が印象的でした。
1階席の一番奥から見ていてもグッと引き込まれる笑顔、しっかり覚えています。

ディズニーっていいよね!
歌って楽しいよね!
ハモるって気持ちいいよね!

言葉はほとんど分かりませんでしたが、そういう思いがストレートに伝わってくる演奏でした。
技術云々ではなく、表現者として一番大事なものをずっと持ち続けることの大切さを改めて感じました。

②やっぱり基礎技術が命
技術云々ではなく」と書きましたが、やっぱり技術は大事です。
パフォーマンスする姿を冷静に観察してみると、彼らの下半身のブレがほとんどないことにおどろきました。
あれだけ動きながら壮大に歌えば、多少なりともブレが出そうなものですが、彼らは一切重心を崩しません。
他にも、ブレスのとり方、子音の処理、アイコンタクト、全体のバランスを聴いて自分の立ち位置を調整すること、などなど。
合唱人ならばしつこく指摘される基本的なことを丁寧に徹底していることが分かると、さらに感動が深まります。

「表現力は、圧倒的な基礎技術の上にしか成り立たない」by羽生結弦
ソチ五輪で金メダルをとった後のインタビューでの発言の通りだと思います。

③余裕と安定感
一言で言うと、「すごいことやってる感」がまったくないんです。
ハーモニーの重厚さ、強弱緩急の妙、言葉の鮮明さなど、一つ一つを分析すると緻密な計算のもとに丁寧な仕事を積み重ねているはずですが、そんな感じがまったくない。
The安定感!(語彙力なくてごめんなさい)という印象で、どのシーンも安心して見て(聴いて)いられるんです。
プロだから当たり前と言われればそれまでですが、
ああ自分もこういう演奏ができるようになりたい、と強く思える時間でした。


おわりに


思いの外長々と綴ってしまいました。
久しぶりに歌う楽しさを感じさせてもらい、理想の音楽について考える機会をいただけました。
DCappellaさんに感謝です。
これからも、人の心を動かす歌が歌えるように頑張っていきます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
sky_flatでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?