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彦根城①

先日訪れた彦根城(といっても去年の9月)にいったときの話でも。
彦根城は1622年彦根藩によって築城されました。金亀山に位置していることから金亀城と呼ばれています。城内には国宝の天守閣や櫓、門、馬屋、石垣などが当時のまま残されています。特に大手門(お城における正面玄関)
の多聞櫓は圧巻の一言で高い防御力を誇っています。

全長約20メートルあり、狭間(鉄砲や弓を用いる小窓)の数が防御力を物語る。

また、城内には彦根藩が所有していた文化財を保存する博物館が残っており、館内には『井伊の赤鬼』の由来となった甲冑などが展示されています。

天守閣へは敵の進軍を停滞させるための急な階段や入り組んだ通路が待っておりまさに難攻不落です。

朝鮮式城郭に見られる上り石垣(左)
天守閣へと続く階段で左右から側面攻撃が可能(右)

天守閣前には天秤櫓と呼ばれるほぼ左右対称の櫓門があります。実は橋を中心に左右で違う積み方(打ち込みハギと野面積み)となっているのが特徴です。また、記録によれば天秤櫓は長浜城(滋賀県)の大手門を移築したと伝わっています。

天秤櫓。有事の際には橋を外すことが可能。

長くなりそうなので天守閣や櫓のある本丸は次の投稿に…


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