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Julia for Financial Analysis and Algorithmic Trading

タイトルかっこよくない?

UdemyにPython版がある。Pythonがいいと思っている人はそっちを取ればいいと思う。ワ氏もそうした。だが今は2021年。昨年どうやらFastaiで有名な開発者であり教育者であるJaremyさんは言ったようだ。PythonはMachine Learningの将来の言語ではありえないと。じゃあPythonで書かれたFastaiのメンテ含めて忙しい中で興味もってる言語何かといったのがJuliaだった。もうこんだけで十分。Pythonを悪く言うつもりは全くないし、今も使ってるし、これからも使うつもりだ。JeremyさんだってFastAI開発してんのよ、Pythonいい事もよーく分かってるわけだ。しかも授業でも使ってるようだし。Webにだって簡単なスクリプトだって、どっかからスクレイピングだってワ氏のなかではPythonめっちゃ活躍してるからね。

ML4Tという略語がある。Machine Learning for Tradingの略だ。Pythonメインで書かれてるけど、そりゃ他にここまでライブラリ充実したのないんだから。ただFinancial AnalysisやAlgorithmic TradingにJuliaをそろそろ考えてもいいんじゃねという立ち位置で書いてる。正直速いし、シンプルだし、頭いい人たちたくさん頑張ってるみたいでどんどん良くなるから面白い。今のうちにやっとこうと思う、そんな立ち位置。こっそりやっとく感じ。

使えなかったらどうすんだよ?

多分それはない。それはないと言える理由の1つはとんでもなくひどい。それはJuliaにはPyCall, RCallなどJulia上からPythonのライブラリやRを使えるライブラリ(Juliaではパッケージと言っている)があるようなのだ。Juliaで開発されてないなら、とりあえずそれまでは一時的にPythonのライブラリやコード読み込んで使っちゃえばいいからという事ができてしまう。

なのでPythonやってた事は無駄にならないし、PythonやってなくてJuliaでまだ開発されてなくても、誰かがPythonで作ってたものを使わせてもらえばいい。そんな後発だからこそできるチート機能がある。ずるいといってはならない。先人の汗と努力を敬い智慧を借りているのだ。

Pythonがなくなることはないと思うんだ。だってRがめっちゃ使われてて統計ではあのシンプルさや、簡単なコードで知りたい統計結果がでてくるようにしてくれた先人たちのおかげでR全盛だったようだけど、Pythonでも統計関連のライブラリ出てきた。これなかったらデータサイエンスやMLなんて無理よ。じゃあRがどっかいったか。そんな事はない。今でも普通に使われてる。好みだってあるしね。

同様に今後ML分野でめちゃくちゃいいライブラリがJuliaでできたら一気にJuliaの人気があがる可能性がある。Pythonで前例あるんだし。でもPythonが使われなくなることはないよ。便利やし、それにマイクロソフトさん、その決断どうか知らんけど、Pythonの生みの親をやとっちゃったみたいだし。Open Rといい、Pythonといい、マイクロソフトさんのアプローチ悪くはないと思うけど、グーグルやアマゾンさんみたいに先手をとるという感じじゃないんだよなぁ。まあこれは個人的なもん。どうもDeep learningは今の所Pythonでいくしかないが、Jaremyさんの言葉信じるならそれも数年で変わるかもしれない。FastaiのJulia版も開発されているみたい。

まあJuliaでやってみればいいのである。

タイトルに話を戻せば、JuliaだろうがPythonだろうが、大事なのは分析してそれをもとに売買して勝ちたいのである。分析学ばなくてもチャート見てればいいとか、実際にあるサービス使えばいいとか、決算の結果が全てだとかいろいろあるだろうが、それはそれ、これはこれ。ワ氏は分析して利用して納得したい、フィルタリングも簡単にしたいし、やっぱり速いほうが好きなんだよ。

既にあるPythonでやりゃいいんじゃね?

ごもっとも。ただこれから学ぶというなら、ML分野でなんとなーく追いつかれ置いてけぼりにされそうな雰囲気もった言語を「これから新しく学ぼう」という気になるだろうか。

いや、Python知ってるから、Tradingで使うやり方だけ知りたいだけだけど。そんなん、既にたくさん本でとるわ。そっち読みぃ。

3年後、いや2年後を見てるよ、これ読んでる人はw。

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