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救い

2022年3月25日(金)
TOKYO DOME CITY HALL
カネコアヤノワンマンショー2022冬


去年からカネコアヤノ愛が爆発して、ツアー発表後すぐに抽選に応募し当選
待ち侘びていたカネコアヤノの生歌
それから東京に引っ越してきて初めてのライブ
彼女の楽曲は懐かしいながらも都会感のあるメロディーで個人的に東京を彷彿とさせ、また独特な感性とことば選びによってつくられる歌詞は抱いて眠りたくなるような私だけの特別な安心の象徴である


18時開場 19時開演で開演の20分前くらいに到着した
駅から会場に向かうまでに彼女のファンらしき雰囲気の人の後ろ姿を見かけ、同じように入口の行列に並びファンってやっぱり似てるよなあとなった


第3バルコニーC1扉1列39番
これが私の席だった
バルコニーの1列目!!!最高の見晴らしだった
バンドセットも照明も1階のファンも全部が見渡せて会場の雰囲気ごとライブを楽しむ派の私にとっては特等席だった


19時を10分過ぎて、暗くなりはじめ彼女とバンドメンバーが舞台に登場した
ラフな白Tシャツとニット素材のリラックスパンツを纏い、ギターを抱えている彼女が登場した


緊張した…始まる…


1曲目 抱擁
ギターで弾き語りするくらい好きな曲
彼女も抱擁を待っていたのだろうか
わがままをいって最後には抱きしめてもらったりしたのだろうか
私は抱きしめてほしい人に抱きしめてもらうことができない
その代わり、この曲に何度も抱きしめてもらった
人の温もりと同じくらい温まる。ありがとう


2曲目 かみつきたい
安いお酒でキスでもしたい!!
自ら不幸にならない なろうとはしないで~
彼女に言われたなら不幸になってる暇はない
せめてこのライブ中は不幸なことなんて忘れよう


3曲目 明け方
不安なまま朝を迎えてしまった
だからギターをギターを弾くしかないんだ
君が例えば知らないところで
誰にどんなどんな喋り方をしてるとか
言わなくていい事たくさんあるね
笑い飛ばしてくれよ、くだらない夢の話~
仕事を辞めてから眠るのがヘタクソになって、目を閉じても全然眠れなくてこのまま眠れない身体になってしまうのではないかと不安になった
そんな時ギターを抱えて2.3曲小さい音で弾いて、心を落ち着かせ満足して目を瞑ると眠りにつくことができた
君と一緒にいない時、私以外の誰かといる時、ギターを弾くしかなかった


4曲目 手紙
手紙を書くことは好き
書き始めるまでは考えていることを言葉にするのは難しいと思うけど、書き始めたら想いが溢れて何枚も何枚も書いてしまう
奮い立つ祈りを言葉にして、欲望を動かすのだ


5曲目 燦々
間違っても別に構わない
次の日も君と入れるかがずっと不安で
燦々とした気持ちでいよう
胸が詰まるほど美しいよぼくらは
燦々(さんさん):太陽などが明るく光り輝くさまのこと


6曲目 窓辺
照明がメリーゴーランドみたいにくるくる回っていた
夢みたいだった


7曲目 サマーバケーション
わけもないけどなんだか悲しい
優しくしてほしいとかじゃないけど
アップテンポになって瞬間1階席の古参っぽいおっちゃんとかがノリノリで手あげたりしてて幸せになった
ファンがいてこそのライブだしみんなで楽しむ空間がライブの好きなとこ


8曲目 爛漫
わかってたまるかわかってたまるか涙が溢れる
力強い歌声、腹の底から身体ごと歌っている彼女をみて泣いた
歌が彼女をつくっていた彼女になりたかった


9曲目 セゾン
雑に抱きしめあいたいだけ
君と間違ってなかったって
幼いことを気にしているのか
幼いこと…彼女が示しているのは何の事なのだろうか
それが分からないのは私がまだ幼いからなのか
彼女に追いつきたい


10曲目 栄えた街の
バンドメンバーがノリノリで身体を使いながら楽しんでいるところを見て私も超ノリノリで楽しんだ
同じ空間を楽しむって超楽しい!!


11曲目 春の夜へ
あのときいった言葉を忘れない忘れない
ショーウィンドウは全てを見てる
時々叱って君が
声色を使いこなす彼女はやっぱりすごい
彼女の歌と過ごしてきた思い出が蘇る
苦しいけど、彼女のおかげで救われる


12曲目 朝になって夢から覚めて
あなたと出会ってしまったね
朝まで歌をうたおう
部屋の中くらくなって
お互いの姿が見えなくなっても人に怒られても
歌をうたってうたって
簡単に愛してるといえるけどこわくなる
じぶんのことが誰なのか分からなくなるんだ今日も
全てを投げ捨てていいとさえおもった
瞳の奥底震える指の先
めっちゃ好きな歌になった!!!私の歌だ…私たちの歌だ…
いつか私の映画を作る時がきたら主題歌にしたい少なくとも挿入歌にしたい


13曲目 エメラルド
この歌を作ってるとき彼女は恋をしてたんだろうな~
幸せな恋だったらいいな~
幸せな恋を歌にできる彼女の事を羨ましいと思った
私も幸せな恋を歌にしたい
クローゼットの中で一番気に入っているワンピースを着ていけるような人と出会って恋をしたいと思ってしまった


14曲目 ごあいさつ
隣の君のまつ毛が落ちるのを見逃さなかったよ
それだけみつめてたんだけどなあ


15曲目  グレープフルーツ
いまのわたし甘い砂糖と苦いグレープフルーツみたい
さよならはいつも辛い
約束できないこともある
分かったことがひとつ
恥ずかしいそれはかっこいい
こんな風に思える時がくるのだろうか


16曲目 光の方へ
たくさん抱えていたい
次の夏には好きな人連れて月までバカンスしたい
歌詞が天才すぎた
月までバカンス!?!!どんな比喩よりもこの歌詞が当てはまる
そりゃ好きな人連れて月までバカンスしたいし、光の方へいきたいだろ


17曲目 カウボーイ
君と居るのが楽しいカウボーイ
それだけじゃダメかしら
明日を夢見る二人の鼓動
風のように軽やかに
盛り上がった~これまた古参の方々がノリノリで上からみてて楽しかった


18曲目 愛のままを
みんなには恥ずかしくて言えはしないけど
お守りみたいな言葉があって
できるだけ分かりやすく返すね
胸の奥の燃える想いを
分かりやすく返すこと難しすぎて全然できなかった
燃える想い、いつ消えてくれますか


19曲目 アーケード
これぞカネコアヤノだ
カネコアヤノの神髄だ
彼女に出会えてよかった~!!!


20曲目 わたしたちへ
新曲~熱かった!!


きてくれてありがとう
気を付けて帰ってね
生きて帰ってね
明日も生きてね


止まることなく歌い続けていた彼女が最後に言い残した言葉
こちらこそありがとうだし、貴方のおかげで毎日生きられるよ~って伝えたかった
推しは推せる時に推せっていうけどほんとにそうで、いつ会えないか分かんないし、ライブなんて尚更でライブだからこそ救われる気持ちがたくさんあって、まだまだ彼女を愛したいと思った


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