薔薇の香におう男たちの楽園

こんばんは。雷が大好きで、急に降り出した雨と共に鳴り響く雷鳴を楽しんでいたらもう日曜日も1時間を切っていました。冒頭で何か情緒的なことを書きたいのですが、そんな能力も時間もないのですっ飛ばして、本題に入りましょう!

今回は、僕の高校について紹介しようと思います。僕の高校は群馬県立高崎高校、地元では高々(タカタカ)の愛称で親しまれています。関西に来て驚かれたのですが、群馬県は公立の男子校、女子校が多く存在します。僕の高校もそのひとつです。中でも高々とライバル校の前橋高校(通称:前高)は県内ぶっちぎりで変わった学校でした。課題の多さ、教室の汚さ・臭さ、変わり者の先生たち、とにかくおかしな要素に溢れている学校でした。それでも、卒業すると高々に入ってよかった、もう一度高々で生活を送りたいと思う事がよくあります。要は高々が大好きなんですね。そんな高々の特徴をいくつか紹介しようと思います。

①勉強もイベントもガチ
ゼミと丸かぶりですが、高高を一言で表現するならばこのフレーズ以外には思い浮かびません。勉強に関しては65分授業という長時間授業(入学当初、針が一周しても授業が終わらないのは地獄でした。)、朝や放課後、長期休みに行われる補習、膨大な数の課題など、それはそれは勉強ガチの学校でした。授業中に眠くなったら立って授業を受けるという文化からもどれだけガチなのかがわかると思います。
イベントも毎年2日間で1万5000人程度の来場者を誇る文化祭やライバル校である前高との死闘"定期戦"、新入生を恐怖に陥れる対面式(とても言えない内容なので、気になる方は直接聞いてください)など、毎年尋常じゃない数のイベントもあります。そのどれもが大きな規模で行われます。僕は文化系の部活だったので高校生の時はたくさんの課題と格闘しながら、イベントの準備に追われる毎日でした。

②圧倒的OBの数々
高々といえばやはりOBが圧倒的です。福田赳夫、中曽根康弘という2人の内閣総理大臣をはじめとして、多くの名だたる政治家や実業家などのOBを輩出してきました。個人的にはソードアートオンラインの作者が同じ高校出身というのが、印象的です。

③めちゃくちゃ自由な雰囲気
総理大臣を輩出した高校と言うことでお堅い印象を持つかもしれませんが、高校の雰囲気は超絶ラフです。夏服はTシャツ、学ランの第一ボタンは外してOK、ツーブロックも何も言われないという校則ゆるゆるの学校でした。また先生たちも非常に特徴的で、授業中の下ネタはもはや当たり前の古典の先生
、唾が顔に飛び散るほどの大声で喋りまくる世界史の先生、授業内容を生徒のために英語の自習に変えてくれる生物の先生、会うたびに蹴りを入れてくる地理の先生など、おかしな先生は数知れず。たくさんの要素が相まって、めちゃくちゃ自由な雰囲気の学校でした。

このおかしな高校に男子生徒だけだ3年間過ごすというのら振り返ってみると貴重な体験で、僕も含め周りの人に高々に進学したことを後悔した人は1人もいません。高々での3年間は人生のターニングポイントだったなと振り返って改めて思いました。



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