障害は人をクリエイティブにする？

　世界的知識人によるスピーチ動画TEDでTim Harfordさんのスピーチがとても素敵で、わかららやすく人は障害がある時に思いがけないチャンスを得ることができるんだと感動しました😊

1975年1月にアメリカのミュージシャン「キース・ジャレット」はドイツのケルンオペラハウスでドイツ人女性主催のコンサートを行う予定でした

　一切のリハーサルも楽譜もなく演奏をするはずでした

　ところがケルンオペラハウスが用意したピアノに問題があり、高音域は音が小さく黒鍵は引っかかり白鍵は音が外れていてペダルは使い物にならないしピアノの自体も小さすぎてケルンオペラハウスのような大空間を響かせることはできない
　調律師は見つかったものの新しいピアノは用意できませんでした

　「こんなピアノでは演奏はできない」と一度は車まで戻ってしまったキース・ジャレットでしたが雨の中ずぶぬれになりながらコンサートを中止にしないでほしいと懇願してきた主催者の女性を不憫に思い演奏をする事を決めたそうです　

　そしてこの演奏不可能であろうピアノで演奏され収録された「ザ・ケルン・コンサート」はピアノアルバムで史上最高の売り上げでジャズのアルバムでも史上最高売り上げでした

　人は困難にぶつかった時、その状況下で最善を尽くしピンチをチャンスに変える事ができる能力がある

　人間の持つ底力って凄い！！！🤣