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【MY BEST 2023】今年のベスト10曲

毎年恒例のこれがやってきました。
メルマガは毎日やりはじめましたが、noteを全然書いてないので
前回の記事が昨年の振り返り、という・・・
来年はもっと書きます・・はい。

それはともかく、今年のベスト10選ですが
その前に今年はこの20数年で一番音楽を聴けなかった年かもしれません。
とにかく仕事で頭の中が占領されまくることが多くて、
音楽を入れる余裕がなかった・・・
なので結構最高の曲を見逃してる可能性はあるけど、ということを御留意いただけますと幸いです。
でも、いい曲はいっぱいありました。
とにかくジャンルレスです(笑)


●CS / Lil Uzi Vert

知ってる人はわかると思いますが、
あの有名バンドSystem of A Downの名曲を
サンプリング(というかモロそのまんま)した楽曲です。
黒人ラッパーがこういう曲を出す時代になったんだなぁと。。。
Lil Uziのアルバムはなかなか面白くてBaby Metalと共演してたりと、
ヒップホップも本当の意味で
ネクストステージに来たんだなーと感じさせるアルバムでした。

●Show(唄) / Ado

この曲は本当に耳にしました。今年は特に仕事でTikTokに触れる
機会が多かったのですがTikTokでも流れまくりクセになってきました。
Ado自体は新時代も含めて素晴らしいシンガーだなーと再認識したので
それも含めてのランクイン。

●Gossip / Maneskin feat. Tom Morello

以前から聴いてはいましたが、いよいよマネスキンも
本格的なワールドクラスのバンドになりましたね。
他の楽曲もかっこよかったのですが、
やっぱりレイジファンとしては
トムモレロがいるこの曲を選んじゃいました。

●Folks / LØREN


これはマジで驚いた。
韓国のシンガーなのですが、
ここへ来てK-POPにグランジが入ってくるとは!
私はグランジ・オルタナと呼ばれる音楽が原点に近くて
すごーーーーーく好きなのですが、
やっぱりダンスミュージックなどとの相性が良くない。
そう思ってたのですが、あっさりその論法を壊してきて
今後の音楽づくりに参考になった楽曲です。

●Pump Up / Akini Jing


誰?って感じでしょうが、中国のシンガーで
かの有名な88 Risingからのリリースです。
(88 Rising知らない方はググってみて)
かわいらしくポップな感じなのに、
ドラムンベース・ジャングルの効いたビートはガチという。
とても良い拾い物でした。
なんだかんだ毎年88 Risingからリリースの
楽曲は良く聴いてます。
(新しい学校のリーダーズも出してますよ)

●Big Flexa(Remix) / Costa Titch & Akon


昨年からの流れで個人的に注目しているムーブメントが
アフロービートです。
黒人というとヒップホップやレゲエ、ダンスホールなどが
イメージしますが、世界ではもっと色々なビートが台頭してます。
そういったカテゴリーをわりとアフロビートというジャンルで
まとめている感があります。
その中でもこの曲は世界的なヒットを記録した曲。
南アフリカのアーティストで、アフリカではやっている
「アマピアノ」というビートジャンルらしいです。
最初聴くと、「え?」って物足りなく感じるかのですが
妙にクセになる中毒性の高い曲でまた聴きたくなるのが不思議。
ただ残念なことにこのアーティストでえあるCosta Titchは
コンサート中に突然死してしまいました・・・R.I.P

●Creepin' / Metro Boomin', The Weekend & 21 Savage

有名プロデューサーのメトロ・ブーミンのアルバム超よかった!
そしてウイークエンドの楽曲がいいもの多すぎて、
3曲くらい選んでしまうかもしれないと思ったのですが
自粛してこれ一曲を。
とにかく完璧な仕上がりに尽きる。
ビートや音処理、歌唱も含めて文句なしの超超ハイレベル。
ミシュラン級とでも言えばいいでしょうか。

●Gold / 宇多田ヒカル

今年ベストはこれかなぁ。映画キングダムの主題歌にも選ばれてまして、
映画館で流れてて、その時は宇多田ヒカルって知らなくて聴いてて
映画館で「何この曲、めっちゃ良くないか」って
思ったら宇多田ヒカルで納得したという。

とにかくトラックの繊細さが素晴らしい。
大沢伸一さんみたいなトラックづくりが
メジャーなのに、アンダーグラウンド感もある。
そして改めて思うのが、宇多田ヒカルの歌詞選びって
面白いなーって。なにげにゴツい言い回しも耳に残って面白い。

●Lo Siento / Princess Nokia

アメリカで旋風を巻き起こしたヒップホップのサブジャンルに
「ドリル」というものがあります。
以前に私もこのMYベストで選んだことのある
Pop Smokeなどに代表される物凄いハードコアで
犯罪やバイオレンスの匂いがしまくるジャンルなのですが
そんなドリルのビートをこんなに繊細で綺麗な歌物にした
ということが衝撃的。

●Out of Blues / A/Z


最後は自分の曲を紹介させてください(笑)
今年音楽をたくさん聴けなかった理由の一つに、
インプットよりアウトプット。
音楽と向き合うのに、
制作の方にパワーを取られていたというのもあります。
なんとか目標だった年内完パケできたのでよかったです。
来年も継続して制作していきます。

ということで、
特徴としてはロック色が強くなったことですね。
この10年近く、ヒップホップやEDMなどのダンスミュージックが
圧倒的でロックってすっかり主役から追われてた感覚がありましたが
また揺り戻しが来ているような気がします。
でも昔のロックではなく、
ダンスミュージックを踏まえて、
乗り越えてきた今のロックの新しい形が
来年以降そろそろ出てくるんじゃないかなーって
感じ始めてます。上記の私の音楽のコンセプトも
「ロックとダンスミュージックのクロスオーバー」
をテーマにしております。

来年はもっと音楽が聴けるといいなー
では!

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