お菓子、菓子メーカーのミュージアムに行こう!【全国78カ所】
栗のクッキーを楽しんだ縄文人
お菓子の歴史を振り返ると、縄文時代、すでに菓子が食べられていた。砂糖がなかったので、今の菓子とは大きく異なるのだが。
栗などの木の実(ナッツ)や果物といった「果子」を食べており、縄文時代の遺跡から、栗の実を粉状にし、水でこねて焼いたと見られる栗のクッキーの痕跡が見つかっている。
飛鳥時代、遣隋使として随に派遣された小野妹子が中国の菓子を日本に持ち帰っており、奈良時代になると、遣唐使によって「唐菓子8種、菓餅14種」が伝えられ、日本各地の有力