マガジン一覧

行堂、尾道水道を散走する。

 早朝、数年ぶりに自転車で尾道水道沿いをノンビリ走った。  この数年、しまなみ海道を多くのサイクリストが失踪しているが、自分はそんなガチ勢ではない。  さすがに日曜日の早朝は、外に出る人は少ない。  それでもサイクリストや観光客の姿をチラホラ見かける。  欧米系の外国人も結構多い。一昔前には考えられなかった。  小さな街でも、10年以上住んでいると少しずつ変化していくもの。  何気ない普段の光景だが、よく見ると違和感がある。  尾道大橋の脇にあった『日立造船向島工場』と

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お菓子、菓子メーカーのミュージアムに行こう!【全国78カ所】

栗のクッキーを楽しんだ縄文人 お菓子の歴史を振り返ると、縄文時代、すでに菓子が食べられていた。砂糖がなかったので、今の菓子とは大きく異なるのだが。 栗などの木の実(ナッツ)や果物といった「果子」を食べており、縄文時代の遺跡から、栗の実を粉状にし、水でこねて焼いたと見られる栗のクッキーの痕跡が見つかっている。 飛鳥時代、遣隋使として随に派遣された小野妹子が中国の菓子を日本に持ち帰っており、奈良時代になると、遣唐使によって「唐菓子8種、菓餅14種」が伝えられ、日本各地の有力

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建設・建築関連のミュージアムに行こう! 【全国29カ所】   

来場型? or オンライン型? 建設会社のエンタメ戦略に大きな差が……企業ミュージアム(企業博物館)は、創業〇〇年といったタイミングで、自社の歴史やビジョン、製品、技術などを紹介し展示するために、文化的で、社会還元を図る施設を作ることが多い。 ビジネスパートナー、関係者向けのミュージアムと、一般に公開している場合があるが、見る者を楽しませ、興味を持たせるエンターテインメント性が重要になっている。自社をアピールする色彩が強いミュージアムは、自己満足の世界で終わってしまう。

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