MOTHER2 プレイ日記#12 過去の最低国~エンデイング
スクリーンショット込み、既プレイの方向けの内容です。
エンディングだけではなく、今回は物語全体の核心的なネタバレを含む内容となっております。プレイ前の方はご注意ください。
いよいよ最終回!終わりたくない!ヤダ~!
でもいっぱい語るんだ……ひひ。
▼ プレイ日記#11
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最低国
前回のあらすじ。ギーグの本拠地と思われる最低国に辿り着きました。
しかし、そこに敵の姿はありません。ギーグがいるのは現代ではなく、過去の最低国だということが判明。
じゃあ過去に行けばいいんだね!スペーストンネル完成したもんね!なんてのんきに思っていたら、アンドーナッツ博士から衝撃の事実が……。
いきなり激重。即答できんよ。
頭脳プログラムを移植する → スピリット(精神)もロボットに移行する、は考えるの野暮ヤボのファンタジー展開ではありますが……もう自分の体に戻れないかもしれない、どころか過去から現代に帰って来ることもできるかわからない。でも世界を救うために、肉体を捨てて過去に行ってくれるか?という選択を、たった12歳の少年にさせるの……?
もちろん、アンドーナッツ博士は強制はしません。このまま現代で滅びる時を待つのみ。その場合って、ネス達が生きてる間は防衛できるかもしれないけど、戦える人がいなくなったらすぐ滅びてしまうんだろうな……。
創作と言ってしまえばそれまでなんだけど、小さい子供に世界の命運を握らせるって残酷よね……「ぼくらの」もそうだけど……ごめんそういう話だってことしか知らない。読んだことないです。アニメのOP曲だけ知ってる。
ウダウダ言ってますが、先に進むしかないので、行きます……!
過去の最低国
ロボットになってるゥ…………!!!!!!!!
ネスだけは辛うじて帽子で個性が伝わりますが、ポーラ達はみんな同じになってしまいました。帽子を持ち込めるなら、リボンやメガネだって付けても良くない?プーは…………えっと…………まあ、みんな一緒でいっか。
ということで、過去の最低国に到着です。
現代と地形は同じですが、全体的にモノクロというか……無機質というか……どのくらい過去なんでしょう。ロボットやスペーストンネルがあるせいで、過去というよりも未来に来たような感覚になります。
ここまで来たら、というか最低国に来た時点で、もう後戻りはできません。
ギーグを倒す。やることはそれだけです。
MOTHER2を本当に初めてプレイしたのは小学校低学年の時でした。
RPGの進め方なんてわからないので自力ではオネットで詰んでいましたが、先にクリアしていた兄のセーブデータもよく選んでいたので、この過去の最低国は記憶によく残っています。もうレベル99になっていたので、敵も簡単に倒せるのが気分良かったんでしょうね。
ちなみに当時の兄のセーブデータに付けられていた名前は、ネスから順に「ぼのぼの」「サル」「エテ」「タコ」でした。うーん、独特。
さて、そんなわけで終点に到着です。
ギーグに挑みましょう……!
ということでギーグ!と、おまけにポーキーとの最終決戦です。
いいよね、この8bitの音楽。
途中からギターがギャンギャンになるのがまた最高。
ここ本当に怖かったな……周りはどう見ても内臓だし……ギーグはなんかネスの顔に変わってて……得体の知れないモノって感じが……。
MOTHERは2から遊んだので、前作のギーグは後から知ったので、何がどうなってこうなっちゃったのか、めちゃめちゃ驚きました。
このポーキーも顔色が青いから人間じゃなくなっちゃったかと思ってたよね。だってスペーストンネルでは生命体はワープさせられないんでしょ!?でもポーキーが乗ってきたスぺトンぶっ壊れてたし、ギーグの手下の生命体たちはガンガン現代に来てるし……ギーグ側の技術なら平気なのかな。
世代がバレるんですけど、昔「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」というアニメが苦手で。その中に肌の色が青白い男の子が出てきた話があってですね……それを思い出すんですよね、この青白いポーキー。
大人になった今なら冷静に見れそうだから、ちょっと見てみたいな、花子さん……花子さんの話はええんや!MOTHER2の話せんかい!
もう前作の時にあった宇宙人の姿すら持っていない。邪悪そのものになってしまったギーグ。スクショだと静止画なのであまり怖くないですが(怖いけど)ゲーム中はずっとウネウネと流動しているので、更に不気味。
ここで気付きました。
「ほしのペンダント」が強すぎる。
ギーグの謎攻撃にはPKフラッシュΩと同じ効果のものがあるんですけど、ペンダントを装備して状態異常無効になってるネス・ポーラ・ジェフがピンピンしている。マント装備のプーだけが状態異常になるので、回復が余裕で追い付いてしまう。これは……プーの分まで揃えてたら最強すぎた。
まあ今が楽勝でも、それまでの過程が地獄だったんでね……。
このポーキーの言葉がヒントでした。
ギーグにある程度の攻撃は通るものの、ネス達だけの力じゃ倒せません。
ポーラの「いのる」コマンドで、人々にテレパシーを試みます。
ポーラが祈りが、冒険中に出会ったネスを知る人達に届き、その思いがギーグにダメージを与えていきます。
ムードのない言葉で端的に言えば元気玉ですが、ネスが助けたり、助けられた人達が、ネスを想うっていう……なんだかじーんときます。
この祈りのシーンのスクショはダイジェストでお届けします。
みんなの祈りはギーグへの大ダメージになり、ギーグは更に不安定に。
かなり追い詰めていますが、まだ倒せません。
冒険で出会った人達は、もうみんな祈りを受け取ってくれました。
もう他には……誰もいない……いや、いるはずです。スリークの人々だってゾンビから町を救って感謝してたし!サマーズの船乗りとか……うーんでも確かにもうそれほど交流してない……いや、諦めたらそこで試合終了です。
諦めずに、祈りを続けます。
めちゃめちゃ良いシーンなのに不意打ちすぎて爆笑しちゃった。
その伏せ方やめてwwwwwww
私の腹筋崩壊なんて気にも留めず、必死に祈り続けます。
ということで、これは冒険の途中で入力した私の名前でした。
こんにちは。エダ、またの名をメンドコと申します。
つまりプレイヤー自身にポーラの祈りが届き、ずっとネスの冒険を見守ってきたプレイヤーが必死に祈り、ネス達の力になるという超感動の場面。
ここ本当はスクショを載せないつもりだったんですけど、ちょっと伏字が面白過ぎて載せちゃいました。未だにこんなことで笑える小学生精神。
このプレイヤーの祈りにより、戦いに終止符が打たれます。
エンディング
ネス達のスピリットは、無事に現代に戻って来ることができました!
本当に良かった……みんな元気で良かった……!
ギーグを倒したことで、ネス達の戦いは終わりました。
4人の少年少女は、元の生活に戻ることになります。
つまり、みんなとのお別れです。
ということで、ここからエンディング中の自由行動になります。
MOTHER2のエンディング中の自由行動は本当に今まで行ったところ全部に変化があって、め~~ちゃめちゃ楽しい。ですが、ここでは割愛。
ぜひ実際にプレイして、会いたいと思った人に会いに行ってください。
寂しいですが、ポーラをツーソンまで送りましょう。
元のただの子供に戻らなければ……。
もう一生会えない、というわけではないからね。
また集まることだって出来る!元気に生きていれば!
さあ、ネスも家に帰りましょう。
ということで、これにてスタッフロールです。
MOTHER2の冒険は終わり!お疲れ様でした~!
結局、何時間プレイしてたんだろう……サクサク進めるつもりでしたが、ふっつーーーに楽しくてじっくり遊んでしまった。レアドロップ周回も、おうじゃのつるぎだけのつもりだったのに!
登場キャラクターのスタッフロール、めちゃめちゃ可愛いですね。ポーキーみたいに色々な場面で何度も出たキャラが何度も移動して再登場するのも良いし、バルーンモンキーみたいにウロウロ落ち着きのないのも良い。
こういうお遊び要素が入ったスタッフロール、大好きだな……。
スタッフロールのスクショは、言及したいところだけ。
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プレイの感想
MOTHER2を最初にプレイしたのは小学生の時、ちゃんとクリアしたのは……いつか忘れたけど学生時代。いずれもスーパーファミコン版でした。
今回のプレイは、およそ10年以上ぶりになります。
や~~~~っぱり楽しい!!!!MOTHER2大好き!!!!
まだやったことない若い人にも、ぜひ遊んでほしい。ってことをネタバレタグを付けた記事で書いても読まないと思いますが……。
せっかくの総括なので、存分に好きなところを語って終わろうと思います。
・ストーリー
超能力・機械を扱える少年少女4人が、地球を侵略しに来た宇宙人を倒すために旅に出る。自分だけのパワースポットを回り、地球のパワーを身に付ける。わりと少年少女の心をくすぐる設定ですよね。私だって超能力でイッヌと話したいし、パワースポットを巡って最強になりたい。
でもただのワクワク冒険譚じゃなくて、良い心にも悪い心にも触れる場面が多くて。昔はポーキーってヤなヤツ!カーペインターも、モノトリーもヤなヤツ!としか思っていませんでしたが、大人になってから見ると、一概に悪いヤツ!とは思えないのが……いいなあ。子供の時はよくわからないなりに面白くて、大人になるとストーリーの深みがわかる、みたいな話が好き。
日記中ではさらっとしか触れなかったけど、マジカントのイベントが大好きなんですよね。そもそもエイトメロデイーズを集めて見えるものが、ネスの幼少期の記憶っていうのがエモい……。
ネスが自分の心と向き合うのですが、友達と遊んだ記憶が残ってたり、意識はしてないけど毎朝聞く小鳥のさえずりも胸に刻まれていたり、ポーキーとも本当は仲良くありたいと思っているようだったり……普段何気なく生きている私の深層心理がマジカントになったらどうなるんだろう、って想像したくなる。ネスより真っ黒になってそうだが。ワハハ!
エデンの海で聞くネス自身の声も。ネスの魂は本当はもっと早くから全てをわかっていて、力を解放してそれに気付くための物語だったのかな。と思うと、ネスってすごい少年だな……。
・キャラクター
み~~んな良い味を出してる。最高。
昔からネスが大好きで、スマブラもネス!アイコンもネス!にするくらいネスのことが好きですが、今回改めてジェフのこと好きだな~って思いました。特別な力や才能がなくても、ちょっと弱虫でも、努力や知恵で工夫して活躍するキャラが好きな傾向がある。いやジェフの頭脳は才能かもしれないけど。前作でもロイド大好きになったから……。
MOTHER2のキャラはみんな人間くさいのが良い。ストーリーでもちょっと触れたけど、ポーキーはクソガキですが明らかに家庭環境が悪いので、捻くれる理由も大人になった今ならわかる。カーペインターやモノトリーはマニマニのせいでちょっと悪の心を刺激されてしまったけど、本当は普通のおじさん。それって私達だってそうだと思う。心を刺激されたり、圧倒的な力を手に入れてしまったら暴走すると思う。そんな感じで、町にいるそこら辺の人も含めて、誰と話してても人間だな……感じがする。ショージ・モッチーさんは良い人過ぎてほんまか!?って思うけど、でもいるんだよなあ、そういう無償 or ちょっとの恩で誰かの助けになれる人。ほんと良い人。
ギーグは前作と今作で別人説もあるんですね。この辺は難しそうだから考えないけど……圧倒的な力を求めた結果、人格崩壊してしまうのは……切ない。そういう展開、わりと好きだけど。
・音楽
ここにはBGMもSEも全部含めて、本当に最高。大好きすぎる。
一番最初の日記でも言ったけど、カーソルの縦移動と横移動で音が違うの大天才だと思う。かわいい。
何のBGMが一番好きかな~って思ったけど……一番最初かもしれない。ゲームを始めてセーブデータ選ぶ場面と、データ作る時の名前入力。あそこが一番ワクワクする!入力内容決まってるのにしばらく無駄にカーソルピコピコ動かしながらBGM聴いてたもん。
あと戦闘BGMが好き。戦闘BGMだけのサントラ欲しい。にくいカラスやおんしらずなイヌのBGMと、きままなおにいさんのBGMと、パワースポットのボスBGM(以外でも聴けるけど)が好き。
町のBGMは……やっぱオネットとフォーサイドかなあ。あとお店のBGMも好き。お買い物してる時に聴きたい。
ちなみに、今度開催される「MOTHERのおんがく。」の配信チケット買いました!特典付き!ギターピックは迷ってるうちに品切れしてた。
あれの話して!ってお題に挙げたら、どれに対しても色々話せそう。本当に隅から隅まで大好きなゲーム。私の人生の根幹です。
また当分遊ぶことはないかもしれませんが、今遊べる環境をずっと大事にしたい。でもオンラインサービス加入で遊べるものだから、Switchのサービスが終了してしまったら遊べなくなるのか……イヤだ……一生続いて……もしくは次世代機でもローカルで遊べるようにしてくれ……お願いします……!
そう思うと、3DSやWii Uで買っておくのが一番良かったんだなあ……後悔しても時は戻せないので、Switchは簡単に手放さないようにしよう。
ダラダラと長くなってしまったプレイ日記ですが、最後まで読んでくれてありがとうございました!
コツコツ投稿してたら、最初から追い掛けて読んでくれた方や、前作の方も読んでくれた方がチラホラいて嬉しかったです。
いよいよMOTHER3をプレイします!
友達からゲームを借りて遊んでた時がありますが、5章に入ったところで遊ばなくなって、それからもう十数年経つので、ほぼ完全初見です。
知ってるネタバレもありますが、ゲームの流れとしては全く知らないので、初見の感想をお楽しみください。攻略も詰まるまでは見ないつもりです。
3のプレイ日記で、また会おう!
\ ドン ドン ドン /