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MOTHER プレイ日記#3 ホーリーローリーマウンテン~エンディング

今回はラストダンジョンからエンディングまで。終盤、およびストーリー全体のネタバレ感想もがっつり語るプレイ日記になっております。完全に既プレイの方向けの内容になっているので、プレイ前の方はご注意ください。

なおラスボス直前からは、スクリーンショットを控えめにしています。


ついにこの日が……と言っても、プレイ期間はおそらく一週間も掛かっていません。休みの日にグワッと進めたので、あっという間だったな……。

▼ 前回のプレイ日記#2


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ホーリーローリーマウンテン

手強い敵を退けて、やっと辿り着いたホーリーローリーマウンテン。
山の湖にはボートがありましたが、ニンテンくんには動かせませんでした。
仕方ないので、山小屋に一旦戻ります。
 

こんな時にあの子がいてくれたら……。
あらやだ、気を利かせちゃってこの子は。
はい……。
静かな山小屋で二人で踊った後にこれ。
かわいいねえ。

 
恋が芽生えるのが早いような気がしないでもないですが、アナは出会う前からずっとニンテンくんの存在を感じ取っていましたし、小学生は大人よりも相手の良いところを素直に受け止めて好きになれるし、自然なことのようにも感じますね。かわいい恋!

良い雰囲気になったところで、テディが声を掛けに来ました。
平和になったら、もっといっぱいお話ししようね、アナ。
 

えっ?
わっ!
ウワーーーー!
ロイドーーーー!!!!!!!


ロイドくんの助けにより山を降りて、道中にあった白い家まで戻ってきました。ありがとうロイド……その戦車、あのおじいさんの戦車ですか?

アッ
テディ……。
ロイド……!!!!!!!(ブワァ)

 
負傷したテディに代わり、ロイドくんがパーティに復帰します。
ここ本当にさ……じーんとくるよね……弱虫ロイドくんが自分から戦う意志を見せて、こんなに力強い言葉で……!
しかしロイドくんが戦いから逃げ出すような場面は今までもなかったので、戦いから離れた後も本当はずっと戦う意志は持っていて、自分にできることを探した結果が戦車の修理だったのでは?と個人的には思っています。

屈強なテディが致命傷で、ニンテンとアナがすぐ復帰できたのは、PSIの有無も関係あるのでしょうか。おそらく一番敵に対する憎しみが強かったであろうテディが、力だけでは勝てないとニンテン達に未来を託したのが、これもまたグッときます。

アナは行方不明の母を探して。ニンテンも因縁深いですがそれがはっきりとわかるのはこの後の展開。一方、テディは両親を殺されている……。
じゃあロイドは?と言うとはっきりとした因縁こそないですが、地球を守るため、友達を助けるため……という理由で戦ってくれてたのなら、やはりロイドくんの成長にじーんときますね。実際のところはわかりませんが。

そういえばMOTHERには小説版があることは知っていますが、読んだことはありません。独自性の強い内容らしいので読むのはちょっと勇気が必要そうですが、ちょっと気になります。

ロイドくんが戦線復帰したので、ニンテンには動かせなかったあのボートを動かしに、またホーリーローリーマウンテンの湖に行きます。
 

いかにもな渦巻を発見。
思い切って飛び込むと中に吸い込まれました。
これしれっとやってるけど、結構怖いよなあ。水は怖い。
わあ、お魚だよ。
って大体の実況者さんがここでアナとデートしてる雰囲気を出すのが面白い。

 
湖の中にあった謎の施設で、謎のロボットを発見します。
ロボットの名前はイヴ。イヴはニンテンの曽祖父、ジョージが作ったロボットで、ニンテンを守ることがイヴに与えられた使命でした。
 

PSIの研究にロボット開発、ジョージってすごい人だな。
イヴ、強すぎる!

 
湖の施設はなぜか突然爆発?して山に戻ってきたので、ここからはイヴと一緒に、山頂を目指します。イヴがばか強いので、こちらはガード、もしくはオートにしておけばイヴが全て終わらせてくれる。イヴ様……!
 

ギャア!
個人的にこの光景がMOTHERで一番怖いと思っている。

 
山頂付近には、円盤に攫われた大人たちが囚われていました。アナのお母さんはもっと奥の部屋に閉じ込められているそうです。
この光景、本当に怖い……命を命と思っていないような……。

マザーシップをどうにかしなければ助けられないので、急いで山頂へ。
ここで因縁のロボットと再会します。
 

イヴのおかげで強くなりました!
ふん!こっちにはイヴがいるもんね!
イヴ!!!!!
イヴーーーー!!!!!!

 
改良されたR・7038XXにはイヴも歯が立たず、道連れ爆発という形で勝利します。守ってくれてありがとう……イヴ……!

このロボットって何度か出てきますが、R・7038って空間を切り裂いて現れて、また空間を切り裂いて帰ってきて、それを改良されたのがR・7038XXって解釈で合ってるのかな。単騎しかいないと思っていいのかな。こんなやつが大量に襲ってきたら、間違いなく地球は滅ぶよ。大量生産する力はまだ無かった……って思いたい。

イヴから流れたメロディーが7つめ。7つのメロディーを覚えたニンテンは、突然マジカントのクイーンマリーの元に飛ばされます。


ここからはラストスパート、スクショをガンガン載せるのは気が引けるので、文章メインでプレイ日記をお届けします。
 

覚えたメロディーをクイーンマリーに!

 
クイーンマリーに覚えてきたメロデイーを伝えると、マリーは全てを思い出し、完成したエイトメロディーズを歌う。
そして、マリーとマジカントは消えてしまった。

マジカントは、クイーンマリーの意識が生み出した幻。
クイーンマリーの正体は、ニンテンの曽祖母、マリアだった。

そしてついに名前が出ました。全ての元凶、ギーグ
でもまだよくわからない、ゲームの情報だけでは。

マジカントはどのタイミングで生まれたのかな。マジカントに行くための言葉はどう生まれたのか……ここら辺の経緯ってあまり詳しくはわかってないので、想像にお任せってことなのかな……。

あと、ここまでの流れ、GBA版とファミコン版で違うんですね。
自分で遊んだ後、このプレイ日記を書く時に思い出すために実況プレイ動画を見返してたんですが、展開が違ってびっくりした。
途中でセーブを挟みたかったらGBA版の方がいいけど、このままラスボスまですぐ行きたいならファミコン版の方がいいかな。今回はイヴとレベル上げした分が反映されないけど……Switchならどこでもセーブができる!

いよいよ、この奥に進むと最後の決戦です。
 

マジカントが消えた後、ここに戻ってくる。
これは、墓標なのかな……。
ゴクリ……!
ギーグ……!!!!!

 
ギーグは正体不明の攻撃で牽制しながら、こちらに語り掛けてきます。
ゲームから読み取れる情報は断片的ではありますが、幼いギーグを育てたのはマリアで、ジョージはギーグに対抗するために情報を盗み研究に没頭した。その子孫であるニンテン。彼にとってギーグは因縁深い相手でした。

「あなただけたすけてあげてもよい」と言われて、はい!と乗るニンテンくんではありません。ギーグはニンテンにその気がないことがわかると、もうこちらに語り掛けることもやめ、攻撃に徹します。

そして戦闘メニューには、あるコマンドが追加される。
 

「うたう」

 
ニンテンたちは戦うのをやめ、歌を歌う。ギーグは最後まで歌わせないよう必死に抵抗します。ギーグの猛攻に耐えながら、少しずつ、かつてマリーがギーグに聴かせた歌をギーグに届けます。

そして、8つのメロディが全てギーグに届くと……。




エンディング

やった~~~~!!!!!楽しかった~~~~!!!!!!!
噂には聞いてたけど、本当に急に終わる!笑

最後にリセットしなければいけないゲーム、久しぶりだからリセットする時ちょっとドキドキしました。

そしてエンディング、スタッフロールのアレ
プレイ日記を読んだら初見の人でも察するとは思いますが、やっぱり自分の目で見てじーんと来てほしいからスクショは載せません。めっちゃ良い


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ゲームの感想

GBA版『MOTHER1+2』をクリアして以来なので、10年ぶり?って言おうとしたら20年ぶりだった。時の流れ、怖すぎる。(2003年発売)

MOTHERシリーズに最初に触れたのはスーパーファミコン版のMOTHER2が初めてで、ずっとやってみたかった1作目。ファミコンだからもちろん展開が端的で、ゲームの情報だけでは読み取りにくいことも多い。
(私は個人ファンサイトなどを見て情報を補完しながら遊んでいた。)
 

それでも、要所要所でグッとくることが多かった。

ママが傷付き帰って来る我が子を見て胸を痛める気持ち、これは大人になった今、すごくよくわかる。私は独身ですけど。

マジカントで「みんなあなたを好きなんだから」と言ってくれる人。あの世界はニンテンの曾祖母、マリアが生み出した世界。だから曾孫であるニンテンを大事にしてくれるのだけど、そんな無償の暖かい気持ちで受け入れてくれる世界、想像するだけで涙が出てくる。

ニンテンを守るために作られたイヴ。(ジョージには、ニンテンがいずれ戦いに挑むことがわかっていた?単に自分の子孫に託した?)そしてニンテンを命懸けで守り、壊れてしまったイヴ。こんなに愛しいことはない。私、命あるロボットが人間を庇って壊れてしまうシーンに弱いんですよね……。

ギーグ(およびギーグたちの星)の目的って単なる地球侵略?わからないけど、そのためにジョージやニンテンの存在が邪魔だったけど、マリアがギーグに注いだ愛情も本物で、それを大切に受け止めていたギーグも確かに存在していて……こんな愛に溢れたラスボス戦、他に知らない。
 

MOTHERを知らない人も、遊んだけどつまんないと思った人もいるかもしれない。価値観は人それぞれだから。でも「このゲームが好きだと思う自分」がいて良かった。そんな気持ちです、今。


満を持して、早速MOTHER2にも着手してます。
2のプレイ日記で、また会おう!


▼ MOTHER2 プレイ日記#1