見出し画像

余計なことを考えず、全力で生きよう!と思えた小説でした

大学生時代にアルバイトでお世話になった「本の雑誌」の創業者であり書評家の北上二郎さんの「北上ラジオ」で絶賛されていた阿部暁子さんの『パラ・スター』〈side百花〉と〈side宝良〉を読みました。
車いすテニスという競技は知っていたけれど、見てみたい!と思ったことはなかったし、スポーツ自体が陰謀論渦巻く世界で意味あんのか?と思いがちだったけれど、地に足つけて地道に生き抜く意味を思い出させてくれた小説でした。
北上さんが仰る程泣きっぱなしではなかったけれど、よっしゃー!もうちょっとやってみっかぁ!という気になれました。僕は読む順番を間違えて、side宝良から読んでしまったけれど、それはそれで話が分かりやすくなって、結果オーライ。競技の特性や、車いすの存在意義とか、それらを具現している人々の思いとか、素朴に素敵だなと思えて、僕も地球体験もっと満喫しよーと思い直させられました。ありがとうございます。
集英社文庫『side百花』580円+税、『side宝良』640+税、
北上ラジオ第14回『パラ・スター』

https://youtu.be/FBNNXl25g3o

#私のイチオシ
#パラスポーツ
#車いすテニス
#集英社文庫
#泣ける小説

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?